子供の頃に近くの図書館で読んだ子供向けのシャーロック・ホームズを読んで以来のホームズ好きです。(確か「バスカヴィル家の犬」だったような。)
ホームズ歴
高校から大学生くらいにかけて、小林司さんと東山あかねさんが書かれた研究書を読み漁り、ホームジアンとしての活動を始めました。(アメリカではシャーロッキアン、イギリスではホームジアンと呼ばれていますが、基本は同じかな。)
「シャーロック・ホームズ読本」という本が一番最初のホームズ研究書だったと思います。
この本ではホームズの60の作品をそれぞれ紹介し、話毎に4問のクイズが出されていました。回答を日本シャーロック・ホームズ・クラブに送るようにと書かれていて、かなり真剣に取り組んでいたのですが、結局最後まで回答を書けない状態が長くなり、送ることもかないませんでした。思えば、この時に早く回答をまとめて送っていればJSHCへの入会ももっと早まっていたように思います。
その後、しばらくはホームズ研究は小康状態で、本屋で何かホームズ関連の本が出ていれば買って読む程度でした。
そして2006年、ロンドンに留学が決まるちょっと前に入会することになりました。入会してすぐにロンドンに行ってしまったのでクラブの行事には出られませんでしたが、メールやmixiなどで先輩シャーロッキアンの皆様の助言をもらいつつ、ホームズ作品に出てくるロンドンの各所を休日を利用して歩き回っていました。
ロンドンに行ったことでホームズ熱も高まり、英語の文献にも手を伸ばし、そこで知ったロンドンシャーロック・ホームズ協会にも入会することに。ロンドン協会の行事には幾つか出ることもできましたし、ライヘンバッハの滝にも訪問するなどかなり熱が入っていたと思います。
ちょうど修士課程で研究の方法を学んでいたところだったので、ホームズ研究へのスタンス(っていうと大袈裟ですが、大袈裟を楽しむのがホームジアンというもの)、例えば過去の文献を重視して科学的な目で取り組むことや、実際の場所をできるだけ訪れるフィールドワークをしてみたりとか、が定まったような気がしています。
日本に帰ってきてからも訪問記録をたまにブログに書いたりしつつ、新しい本や過去の本を地道に収集しています。
会誌
そしてホームジアンとしての大きな楽しみは会報が届くことです。日本、ロンドンどちらの団体も時事的なニュースを中心とした月報と、研究や創作の発表の場となっている会誌と2種類の刊行物があります。 JSHCの会誌は、年に一回年末に発行される「ホームズの世界」、ロンドン協会は年に二回、「The Sherlock Holmes Journal」を発行しています。
その二つの会誌が、やっとガーナに到着しました。 どちらも少しづつ読んで行こうと思っていますが、目次を見てパラパラと眺めていましたがなかなか面白い記事が多そうです。
「ホームズの世界」の方は、地理に関係したものが多くあるようです。私も作品に出てきた場所の研究が一番好きなので楽しみにしています。
ジャーナルの方は、ホームズと同時代人を取り上げたもの、劇や映画のレビューなどがおもしろそうです。
Tomo’s Comment Follow @tommasteroflife
年に一回か二回のことなので、一気読みせず、じっくり味わいつつ読んで行こうと思います。 そして今年はできればどちらかの会誌に投稿できるようなものを書くのが目標です。
ガーナでも熱心に研究されているようですね。今年の目標は会報に掲載されるようなものを書くこととは、本格的どころか本業のお仕事よりも熱心な年になりそうですね(笑)。頑張ってください!!
>asさん、おはようございます。
毎年思うんですけど、なかなか各テーマがみつからなくて困ってるんですよね。今年こそは頑張ろうと思っています。