アイルランドの西側の海に面したスパニッシュポイントという街にあるベリーロッジに宿泊しました。B&Bと言えば、楽しみは朝食。
しかしイギリスの都会で泊まるB&Bは、初日こそイングリッシュブレックファストが食べられて嬉しいものの、翌日もその翌日もまったく同じメニューでがっかりすることも多く体験しました。
今回宿泊したベリーロッジでは上のようなメニューが用意されていて、毎日違った朝食を楽しむことができます。
初日は典型的なアイリッシュブレックファストを堪能しましたので、翌日は違ったものを頼んでみることにしました。
Plaice=ツノガレイ
メニューが豊富なので目移りしてしまうのですが、その中で見慣れない単語がありました。それがPlaice。
Pan fried fillet of paice with sea vegetable chutneyとあります。
聞いてみると魚のソテーとのこと。
辞書を引いてみると、
plaice
ーn. (pl. ~, plaic・es) 【魚】
a ツノガレイ 《欧州産》.
b アカガレイ属の各種食用魚 《アメリカ産》.
(リーダース英和辞典)
とあります。
アイルランドなのでツノガレイのことのようです。
どんな魚か調べてみたところ、こんなサイトを見つけました。
そしてさらに興味深かったのがsea vegetable chutney。海草のチャツネ。海草食べる国ってあまりないと思っていたのですがアイルランドではチャツネにして食べてるのですね。
ものは試しで頼んでみることにしました。
ツノガレイのパンフライ
まずは果物とジュースがやってきます。
果物は食後に食べる印象があったのですが、最初に持ってきてくれました。注文してから調理始めるので、時間がかかるからかな。
パンは相変わらずおいしい。いくつかは前の日に作ったパンかもしれません。
そしてやってきたのがツノガレイのフライパン炒め。
付け合わせに海草のチャツネとマッシュルームとトマトのソテーがのっています。
ツノガレイは薄く衣がついていましたが、カリッとまではしていない焼き加減。柔らかい身肉でした。
レモンを搾り、まずは魚だけで食べてみると、淡泊な味ながら旨味があって美味しい魚でした。海草のチャツネもつけて食べてみました。海草をこうやって使うんだと関心。チャツネなので、ちょっと甘めですが海草の香りが良く、魚にも合っていたと思います。
調べてみたのですが、海草のチャツネについての記載があまり見当たりませんでした。もう少し調べてみたいと思います。
海草を使ったものと言えば、モンテネグロで食べた海草のオイル漬けを思い出しました。
こうしてみると、意外と海草を食べている国も多いのですね。
Tomo’s Comment
この日も美味しい朝食を食べることができました。
卵とベーコンとトーストのアイリッシュブレックファストも美味しいのですが、日本人としてはやはり毎日同じものではなくてバリエーションがあるほうがやはり嬉しいものです。
ベリーロッジでは二回朝食を食べましたが、大変満足のいく朝食でした。
アイルランドにも美味しいものはちゃんとあることが分かったのが収穫です。
コメントを残す