BBC「シャーロック」でのシャーロックとジョンの下宿。
先日、「ドラマ「シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチさんとジョン役マーティン・フリーマンさんの得意料理」という記事で、お二人の得意料理について紹介しました。
今回、実際にこの二品を作ってみましたので、作り方と共に紹介したいと思います。
「海老とエンジェルヘアーパスタのペペロンチーノ」
<まずはジョン役のマーティン・フリーマンさんの得意料理のパスタからいきましょう。(ベネディクト・カンバーバッチさんの料理は鶏肉なので、まずはプリモピアットから、ということで・・・。)
レシピはエル・ア・ターブルにのっていました。
材料はシンプルで、細麺のパスタと海老、パセリ、これに調味料としてニンニク、唐辛子、オリーブオイル、塩・胡椒、香り・風味付けの白ワインとレモンといった感じです。麺はカッペリーニ(エンジェルヘアー)と書かれていますが、ガーナのスーパーにはなかったので、細めのもので代用しました。細いタリアテッレという感じの麺を使います。
作り方も基本のペペロンチーノに海老が加わるだけなので簡単です。
まずフライパンでオイルにニンニク、唐辛子をゆっくりと温めていきます。ここで海老も調理しておき、途中でとりだします。
白ワインを加えて一煮立ちさせたら、茹でておいたパスタを投入してソースを絡め、海老を混ぜてレモンを搾って、仕上げにパセリをかけたら完成です。
お味の方はレモンの爽やかさと白ワインの風味が加わって、いつも作るアーリオ・オリオ・ペペロンチーノよりもさっぱりとした感じ。海老も美味しくてちょっとしたご馳走パスタになりました。
タスカニー風チキン
ジョンのプリモができたらお次はシャーロックのセコンド。
タスカニー風チキンというのですが、タスカニー風っていうのがよく分からず。どんな風だとタスカニー風っていうでしょうね。
こちらもレシピはエル・ア・ターブルから。
まずは材料から。鶏肉にタマネギ、パンチェッタ、ジャガイモがメインで、ニンニク、レモン、タイム、オリーブオイル、塩胡椒で味付けです。
残念ながらタイムがなかったのでローズマリーで代用してしまいました。といっても、タイムとはかなり味わいも変わるので代用にならないですね。次回もう一度再現するときはタイムを使いたいと思います。あと、パンチェッタもなかったので省略。
ということで、材料的には再現にはなってないのですが、とりあえず作ってみます。
作り方は簡単で、鶏胸肉を焼いて取り出し、ニンニク(と本当はパンチェッタ)を炒めたところにタマネギを入れてよく炒めます。
レシピではオーブンに入れられる厚手の鍋を使うのですが、うちにはないので耐熱皿で代用。代用ばっかりですみません。
耐熱皿に上記のタマネギを炒めたものを入れ、上に取り出しておいた鶏肉を置きます。さらにレモンを輪切りにしたものをのせ、ローズマリー(本当はタイムです!)を散らし、ジャガイモの薄切りをのせて、オイルを垂らしてオーブンで焼きます。
焼き上がりはこのような感じです。
焼き方ですが、最初の40分くらいはアルミフォイルでジャガイモが焦げないように多い、最後の20分は外してジャガイモに焼き色を入れました。
取り分けてみました。
うーん、なんだか雑誌のできあがりと違う感じ。
器の中を見てみたら、思った以上に水分が出ていて下の方は煮込み料理的になっていました。レモンもすっかり溶けています。
味の方は、チキンとジャガイモ、ローズマリーは相性がいいので、もちろん美味しいのですが、これがタイムだとどうなっていたのかがとても気になります。
Tomo’s Comment
ジョンのペペロンチーノの方はかなり美味しくできて大満足でした。
一方、シャーロックのタスカニー風チキンの方は材料からして完全再現でないこともあってか、できあがりはイメージとかなり違うものになりました。一番大きいのはタイムとローズマリーの違いでしょうか。この違いでだいぶ違った印象の料理になってしまいますので。
まあ本物を食べたことがないので、どうなってたら正解というものはないのですが・・・。
こちらは次回の課題にしたいと思います。
ちなみに私の昼食はこの「タスカニー風チキン」というヤツです。おふくろがカンバーバッチのファンで、彼がコレが好きだから…ということで作ったヤツをおすそ分けされました。一日経った方が美味いそうですよ。
https://t.co/PTIFSS6OsO
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