【旅食】カンボジア・ポーサットでカンボジア料理を堪能。お気に入りは発酵調味料入りの卵焼き。

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今年3回目のカンボジアに来ています。

今回は短い滞在で1週間ほど。西の方にいる期間が多くなっています。

 

ANAのカンボジア直行便に乗る

今回はANAが9月から就航した成田ープノンペンの直行便を初めて使ってみました。

これまではタイ航空でバンコク経由がほとんど。バンコクまで6時間、バンコクからプノンペンは1時間ほど。直行便は6時間ちょっとですので、飛行機に乗っている時間はそれほど大きく違わないのですが、タイでの乗り継ぎでさらに数時間かかりますので、家を出てからホテルに到着するまでのトータルの時間で考えるとかなり短縮された印象でした。

機材はボーイング 787-8。

機種・シートマップ詳細[国際線]│ご旅行の準備[国際線]│ANA

ANAのSuper Flyersになっているとプレミアムエコノミーが空いているとアップグレードしてくれる特典があるのですが、残念ながらプレミアムエコノミーの設定はありませんでした。

それでもお客さんの入りはぼちぼちといったところで、窓側3列のシートには私一人、3席独占できました。電源のコンセントはないのですが、USBは各席に一個ありますので、複数使えたのは便利でした。(BoseのイヤフォンとiPhoneの充電で使いました。)

ちなみに、12月時点での機内食の和食はこんな感じ。

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車で西へ移動

プノンペンのホテルに一泊して、西に向かいました。トンレサップ川に沿って国道5号線を西に向かいます。

プノンペンの発展は目を見張るばかりで、初めて訪問した2004年とその後時間があいて訪問した2015年とでは、当たり前ですが隔世の感がありました。高層ビルも増え、交通量も増え、夜も明るくなっていました。一言で言うと活気が段違いです。

こうしたプノンペンの喧噪を抜けると、のんびりした田園風景が続き、少しホッとします。

 

その途上ランチ休憩で立ち寄ったポーサット(Pursat)というところ。

カンボジアの中心部に位置しています。

 

ここでカンボジア料理を食べる機会がありましたので紹介したいと思います。

 

ポーサットのレストラン「マロプスヴァイ(Malop Svay)レストラン」で食べたカンボジア料理

ベトナム料理やタイ料理に比べると、カンボジア料理はいまいち「これは!」というものが無い印象。が、通ううちにいろいろとおいしいものがあることが分かりました。

今回立ち寄ったのはこちらのレストラン。

Malop Svay

 

街道に面したレストランで旅行者が立ち寄りそうな立地で車も沢山とまっていました。

中に入ってみるとテーブルが沢山並んでいて、沢山のお客さんを収容できる作りになっていました。

Malop Svay

 

 

まずは東南アジアでは定番の空心菜炒め。

空心菜炒め

あまりニンニク味が強くなくてクセのない味付け。

 

 

こちらはチキンのジンジャー炒め。

チキンジンジャー炒め

千切りになったショウガがたっぷり。肉はチキンに限らずいろいろとバリエーションがあるそうです。

 

 

そしてこちらは、このあたりの名産を、と頼んだら出てきた焼き魚。

焼き魚(ナマズ)

ナマズの仲間のようですが、頭がついてなのでいまいちどんな姿形なのかがつかめません。

味はナマズから想像するよりは繊細な白身で、脂はあまりのって折らずさっぱりしています。

 

カンボジアで広く使われている調味料であるプラホックという魚の発酵させたものと野菜とを一緒に食べると美味しいとのことでした。

そのプラホックというのがこちらです。

プラホック

味、香りの全体的な雰囲気はベトナムのチャーカーを食べるときに使うマムトムと似ています。日本の塩辛やくさやにも共通する魚の発酵の香りがかなり強烈。

魚を塩漬けにして作りますので、味もかなりしょっぱいです。

かなり頻繁に味付けに使われるのだそうです。

 

そしてそんなプラホックを使っている、カンボジアで食べた料理の中でもお気に入りの一品がこちら。

卵焼き

卵焼きなのですが、プラホックの出汁が効いていて、味も濃い目。淡泊な卵焼きが濃厚な一品となっています。 

 

そしてこちらは海苔のスープ。豚の挽肉もたっぷりと入っていてずっしりとそれでいて海苔の風味が爽やか。

海苔と豚肉のスープ

 

 

Tomo’s Comment 

カンボジア初日、通りがかりのレストランだったのですが、美味しい料理が食べられました。

フィリピン、ベトナムでも小魚の塩漬け発酵の調味料はクセがあるのにやめられない味と香り。

ここカンボジアでも共通した臭おいしいものがあってやみつきになります。まだまだおいしいものを食べていきたいと思います。

 

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