昨年、ベトナムの北部山岳地帯ライチャウという所に行く機会がありました。
ベトナムで最も人口が少なく少数民族がほとんど、山深い場所と言うことで、食文化も独特のものがあるそうです。
そんなライチャウの方々に誘われて鍋を囲む機会がありましたので、紹介したいともいます。
ライチャウ省の場所
まずベトナムのどこにライチャウ省があるのか下の地図をご覧ください。
ハノイからは車で8時間ほどかかります。
道中はこんな道を走ります。
あいにくの曇り空のため、景色はあまり楽しめませんでした。
山岳地帯なので道は狭いものの、整備状況はそれほど悪くなかったと思います。いろいろな国(主に途上国ですが)で地方に行くことも多いのですが、これぐらい首都から離れている場所にしては良い道でしたので8時間のロングドライブも苦になりません。(もちろん運転は運転手さんに任せているのですが。)
途上国で道なき道を行くこともあるのですが、一番悪かった道の一つがニューヨークの道で、車が古かったこともあって、腰をやられてしまいました。アメリカって住む前は超先進国というイメージがありましたが、かなり格差のある国で国内に途上国があるようなイメージも持ちました。
あまり村や町は多くないのですが、たまに小さな村などとおると、民族衣装に身を包んだ人たちが目立ちます。
ライチャウで食べた鍋
ベトナムの人たちも鍋が好きなようで、沢山食べる機会がありました。
今回は具として鱒が使われているのが特徴でした。
このちかくで鱒を養殖しているそうです。
新鮮なようで、お刺身でも食べられるとのこと。
寄生虫が心配ではあるのですが、せっかく用意していただいたので、良く噛んで食べたのですが、なかなかの味わいでした。ワサビも用意してくれてワサビ醤油で食べたのですが、刺身としてもクオリティ高いと思いました。
鍋の方は、野菜や鶏肉なども入れて美味しく食べていったのですが、途中で登場したのがホビロンという孵りかけのアヒルの卵。
ゆで卵にして食べることが多いのですが、今回は鍋の具として登場。
孵りかけといっても、卵に近い感じなので、あまり見た目的に違和感はありません。味も少し鶏肉を感じさせるところはありますが、しっかりとした食感の卵という印象です。
そして最後は日本でもやるように雑炊にしてしめました。
国は変わっても鍋の最後は雑炊、なんですね。
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同じ鍋をみんなでつつくので、親しさも増していくような気がします。ベトナム語が話せないので、英語が話せる人とは英語で、ベトナム語だけの人とは英語を話せる人を通じてとなってしまいますが、わいわいと楽しい夕食でした。
みなさんお酒が好きで、小さなグラスに強いお酒をついで一緒に一気に飲んでいきます。二人で乾杯したり、数人だったり全員だったりと、小さいグラスながら食事が終わる頃には結構な量になっています。そんなこともあってさらに仲が深まるような気もしました。
ライチャウでは他にも珍しいものを食べましたので、また別途紹介したいと思います。
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