上海の泰康路にある「田子坊」というエリアが面白いと聞いたので、行ってみることにしました。
田子坊とは
今回持って行ったガイドブック「トラベルデイズ上海」によれば、
泰康路沿いに広がる、今、上海で最も人気のショッピングゾーン。型にはまることのない、個々の店が強烈な個性を発しながら共存するバラエティに富んだエリアだ。(P21)
とのこと。
なんとなく、普通の通りにお店が並んでいるヨーロッパ風のショッピング街を想像していたのですが、行ってみたらまったく予想していたものとは別の、アジア的な混沌とおしゃれで個性的な小さな店がひしめいている、なんとも面白い場所でした。
Wikiで調べてみると、こんな由来のある場所なのだそうです。
狭く迷路のような路地に様々なアートショップや外国料理店、ブティックや小物店などが密集している。外国人観光客も多く、レストランは中国料理以外の各国料理店も多い。店のオーナーも外国人が多く、日本人が経営する店も存在する。
現在は豫園や新天地に次ぐ上海の観光ショッピングエリアとなっているが、大資本が街を完全に改造した新天地と異なり、田子坊は住宅だった場所に自然発生的に店が増えて現在の姿になっているのが最大の相違点である。元々は画家・彫刻家の陳逸飛が1999年にアトリエを開いたのがショッピングエリアとしての田子坊の始まりとされる。(Wikipediaより。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E5%AD%90%E5%9D%8A)
場所としてはこちらになります。
フランス租界エリアの東北の端あたりでしょうか。
地下鉄9号線の打浦橋の近くとなります。
田子坊の路地裏感がいい感じ
さっそくいってみたのですが、田子坊エリアに入ってみると想像したよりも遙かに路地裏感が強い。
古い町並みと新しいカフェなどが併存している風景がなんともよい雰囲気になっています。
なんだか生活感もあって、それもこぎれいなショッピング街にはない魅力です。
地図がありましたが、思ったよりも広い範囲で路地裏が広がっていました。
赤い提灯が飾っているある通りもちょっとアジアっぽくて面白い風景です。
壁は古いのですが、各店でいろいろ工夫してディスプレイしているのも楽しめます。
気になった唐辛子調味料屋さんで自宅用お土産購入
ぶらぶらと歩き回っていると、ちょっと気になるお店を発見。
唐辛子を使った調味料を売っているお店で、四川から来ているとのこと。
内部には、辣油の材料がどんなものかディスプレイされていたり、
唐辛子を挽く石臼があったりします。
味見をさせてくれるのですが、花椒の香りが強烈なこちらの辣油をお土産に購入することにしました。
帰国してから、いろいろなものにかけて食べていますが、香りが素晴らしい一方で辛みもかなり強烈なので、分量を間違えると汗をかくほど辛くなります。
Tomo’s Comment Follow @tommasteroflife
田子坊は、思った以上に楽しい場所でした。
レトロな町並みと頑張っている小さなショップがよい具合に入り交じっていて、混沌とおしゃれさが混在して漂っていました。
お店はかなり多くて、じっくり見ると時間がかかりそうですが、飲食店もありますので、時間をかけてぶらぶらするのも楽しそうです。
上海についてはこちらでもどうぞ
【旅行】上海のひっそり隠れたアンティークなホテル「ケヴィンズ・オールド・ハウス」に宿泊
【旅食】フランス租界のシンボル的ビル「武康大楼」近くの「老𠮷士(Jesse Restaurant)」で上海料理を堪能
【旅行】ゴールデンウィークの上海・杭州旅行のために事前に準備したこと