EndNoteというアプリケーションがあります。
これは学術論文の情報管理ソフトといえばよいのでしょうか、論文を書くことを支援してくれることに特化されたソフトです。
便利らしいと言う話は聞いていたので、レポートを書く際に使ってみようと思っていたのですが、自分でマニュアルを読んだ限りではいまいち使い勝手が分からずそのまま放置していました。
今回学校側でこのソフトを使う研修をしてくれるということなので参加してきました。
思ったよりかなり便利そう。
EndNoteがやってくれるのは学術文献の検索とその検索結果の保存、レポートを書く際の参考文献表の作成など。参考文献表の作成はWordと連動していて、本文中の引用・参考部分で文献情報を挿入するボタンを押してEndNoteに蓄えられている文献を選択すると、当該箇所に文献の概略または数字、末尾に対応する文献の詳細情報が自動的に挿入されます。
この引用・参照の表示の仕方は様々な方式があって、著者と書かれた年を示したり、数字だけ入れて最後に一覧を示したりと、かなりの種類があるそうです。EndNoteは引用スタイルも広くカバーしているので、スタイルを選べば勝手にそのとおりに文献情報の表示をしてくれます。ちなみに、うちの学校の推奨はHarvard式かVancouver式だそうです。
学生には学術論文のデータベースへのアクセス権が与えられて非常に便利なのですが、このデータベースも複数あるので、探した文献の記録をとっておくのも手間がかかるのですが、EndNoteはこれらの検索結果を自分のデータベースに取り込んでくれます。まさにいたれりつくせり。
難点は、使用する人が限られているせいか、ソフトの単価が非常に高いこと。昔日本語版でいくらするのか調べてみたら、5万円を超しているようでした。現時点では、学校にあるPCを使えば、EndNote始めとするさまざまなソフトが使い放題ですし、家にいても学校の環境にリモートアクセスができるので問題ないのですが、ネットにつながらない環境で書きたいときなどは手もとにあった方が便利そうです。
ありがたいことに、セミナーの最後で学生価格での購入ができることも分かりました。それでも1万円以上はするのですが、将来のためにも一本くらいあってもよいかなと思ってますので、多分購入することになりそうです。
今週は、レポートを書く準備段階のことばかりやっています。早く取りかかりたい。
世の中にはそんな便利なソフトがあるとは・・・・!!リファレンスっていい加減になりがちですよね・・。時間いつも押してるし・・・私の分野の場合、文献からと言うよりも雑誌やウェブなどの軽い読み物から引用しなければならない場合が圧倒的に多いし・・・(←引用してもかっこよく決まらない) でもマスターだし。と鷹揚に構えております。_| ̄|○
でも5万円かあ・・・。
卒業したらもうレポート書いたりはしないから、手動でがんばります(T.T)
しかしこういったアカデミック教材って、もっと安くならんのですかね?フォトショップしかりテキストしかり。
実際の使い心地レポートも楽しみにしております。
nanakeさん、これすごく便利そうですよ。うちの学校、プレジャリズムとかすごく厳しげな事がいろんなところに書いてあるので、リファレンスは引用の仕方も含めて、結構気を遣いました。
学生は一万5千円くらいらしいです。学校のPCからか、学校のイントラネットとかにつなげれば使えるかもしれませんよ。
また使い始めたら感想を書いてみます。