18年ぶりの第2巻が発売され、テレビでもSeason5が開始された「孤独のグルメ」。
ドラマの方はまだこのブログで紹介したことがありませんが、漫画に登場するお店とは微妙に違っている、というか、ほとんどはドラマオリジナルのお店ばかりが登場しています。そのほとんどが実際に存在するお店ばかり。
漫画の方も、今はないお店もありますが、すべて実在のお店となっています。
登場したお店に実際に行けるのが魅力
実在するお店ばかりと言うことで、漫画やドラマで気になったお店に実際行ってみることが可能なのも孤独のグルメの魅力の一つ。
実際、ドラマで紹介されるお店は、放映後には大人気でお客さんが押し寄せるのだそう。
主演の松重五郎、じゃなく、松重豊さんも、ロケで行って気に入ったお店には放映前に訪問するそうです。
ネットでも実際に登場したお店に行ってみたレポートがたくさんあがっています。
私もよく読んでいるこちらのブログでのレポートが特に秀逸です。こちらは漫画に登場したお店が中心。
ドラマの方はあまりここというサイトはわかりませんが、検索すると結構巡礼している人も多い様子。
そもそも、原作者の久住昌之さんがドラマの最後に登場して、実際にお店に行くコーナーもドラマの楽しみの一つだと思っています。
聖地巡礼するための便利なガイド
今回本屋で「孤独のグルメ2」を購入したときに一緒に販売していたのがこちら。
表紙を見て即買いしてしまいました。
見てわかるとおり第2巻という位置づけ。すでに巡礼ガイドの1巻は発売済み。
もちろん購入済みです。
著者は週刊SPA「孤独のグルメ」取材班。漫画の2巻に収録されている作品がSPA掲載だったということもあり、公式ガイドと言えると思います。
内容ですが、ドラマと漫画に登場したお店の紹介がメイン。
1巻はSeason1~3に登場したお店と漫画に登場したお店の一部。
2巻ではSeason4のお店と漫画の方は2巻を中心に紹介しています。
漫画、ドラマともこの2冊にすべてのお店がわかるという訳ではないのが少し残念。
各お店の紹介は4ページほどで、写真も豊富に使われていて、登場するエピソードについても丁寧に書かれています。
孤独のグルメの漫画やドラマを知らない人でも楽しめる構成になっています。掲載されているお店はほとんどが大衆的なお店なので、やはり漫画やドラマは見た上で呼んだ方が楽しめますね。
お店紹介の他に楽しめるのが、インタビュー。松重さんは1巻と2巻に登場し、原作者の久住さんが1巻、作画の谷口さんが2巻で登場しています。
松重豊さんのロケの時のエピソード(ご本人は実は小食とか、ダイエットは犬の散歩と腹筋ローラーとか)も面白いのですが、谷口さんのインタビューも楽しめます。
漫画の1巻で、主人公の井之頭五郎が店の主人に対して(行きがかり上)アームロックをかける場面があって、その後のエピソードで古武術をやっていたことが明らかになります。
ドラマでもありましたが、漫画の2巻でも酔っ払いに(行きがかり上)アームロックを決めてから投げ技をという鮮やかなムーヴも見られます。
(一部で)話題のこのアームロック、原作者の久住さんと谷口さんが一緒にヒクソン・グレーシーの試合を見に行って思いついたのだそう。あの頃格闘技熱かったのですが、こんな名場面にも貢献していたんですね。
Tomo’s Comment
「孤独のグルメ」ファンなら、登場点に行きたいと思うと思うので、この2冊があるととっても便利だと思います。
私自身は、行ったことがあるのは下北沢のお好み焼き屋さんくらいなのですが、今後機会があれば巡礼してみたいと思っています。
まずは地元駒込にあるお店、かな。
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