【旅行】ボスニア・ヘルツェゴビナへの日帰り旅行で寄ったポチテリはオスマントルコ時代を感じる小さな街でした

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ドブロヴニク滞在の後半は主に近郊の街を回っていたのですが、クロアチアの東北の端にあるということで、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロも数時間の距離と言うことでせっかくなので行ってみました。

両国ともドブロヴニクの旧市街にあった旅行会社で日帰りツアーに申し込んで行ってきました。オフシーズンだったのでうまく日程にあったツアーがあるか心配だったのですが、無事に二カ国とも行くことができたのはラッキーでした。

今回紹介するのはボスニア・ヘルツェゴビナへの旅。

 

ネウムを通過してボスニア・ヘルツェゴビナへ

目的地はモスタルという石の橋で有名な世界遺産の街。それ以外の詳細は分からないまま、朝、ホテルにガイドの方が車で迎えに来てくれました。

ドライバー兼運転手さんはラトコさん。モンテネグロのツアーも同じラトコさんの案内でした。

ホテルを出てから新市街のホテルを何カ所か回ってツアーに申し込んでいた他のお客さんをピックアップしていきます。今回は全員ドイツ人の方々でした。

そして海岸沿いの道を通って北西に向かいます。途中、ストンの町も横目に見ながらさらに進むとさっそくボスニア・ヘルツェゴビナとの国境が。

実は、今回の目的地モスタルに行くまでに3回国境を越える必要がありました。その理由は、ボスニア・ヘルツェゴビナの唯一海に面したネウムという町のため。

このネウムの町は、クロアチアのダルマチア地方とドブロヴニクを分断するように海側に飛び出たボスニア・ヘルツェゴビナの町なのです。ネウムはかつてヴェネチアとドブロヴニクの二つの国家の緩衝地帯としてオスマントルコ領になった経緯があるそうで、チトーがその経緯に鑑みてボスニア・ヘルツェゴビナ領としたのだそうです。

 


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町はこぢんまりとして沖合にはクロアチア領の島が見えました。

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将来的には沖合の島を結ぶ橋が計画されているそうです。そうすれば、国境を通過せず移動できるからだとか。

ここで少し休憩をして、さらに進むと再度国境があり、クロアチア側に再入国。そしてさらにしばらく走って今度は本格的にボスニア・ヘルツェゴビナに入国します。

 

ポチテリでオスマントルコの雰囲気を感じる

そしてしばらく走って最初に訪問したのがポチテリという町。ポチテリというのは休憩という意味があるのだとラトコさんが教えてくれました。昔はヴェネチアに入ったり、オスマントルコに入ったりする旅人がここで休憩をしたのだそうです。

 

我々もここで泊まって町を見て回りました。

ポチテリ – Wikipedia
こちらもWikiに解説がありました。


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山沿いの町で、オスマントルコ時代の建物がまだ残っています。山の上にも砦のような建物が見えましたが、時間が無いので山を登るのは無理とのこと。

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この町では30分くらい滞在することになりました。

まずはモスクを見学。色ガラスの窓が綺麗でした。

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ここも戦火で屋根が破壊されたのだそうです。

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その後町の中を一廻り。小さな町なので、15分もあれば見て回れました。

トルコ式浴場だった建物もあります。

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残念ながらこの日は中には入れませんでした。

 

石畳の坂道が印象的です。

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オスマントルコ領だったこともあって、クロアチアの都市とはまた違った雰囲気のある街でした。

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Tomo’s Comment 

小さな街で見所もいくつかあり楽しめました。

そういえばこちらのわんこが街をまわる間ずーっとくっついてきて可愛かったです。

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案内してくれてるつもりだったのでしょうか。

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