今日は午前は授業なし。ということで、昨日の夜はちょっとリラックスできました。その分、今日の午前中に授業のためのリーディングをしなければいけなかったのですが、いまいち気合いが入らず。中途半端な状態で授業に臨むことになってしまいました。こういう時は、授業中で理解しないとついて行けなくなりそうなので、いつもにまして集中。
今日習ったのは質問票の作り方。「科学は測定することが重要」ということで、量的、質的なデータを収集する手段として質問票による調査においては、質問の作成の仕方が重要とのこと。またヘルスケアに関連することで質問票による調査が増えているのは、健康がただ病気であるかそうでないかという尺度から、精神的、社会的な要素まで含むようになってきて、より人々のニーズを中心に捉える必要が出てきたことから、より広範なデータを測定するためによく使われるようになったそうです。
質問票による調査には、個別の質問によって、個別の事柄を分析するSurvey questionnairと、一つの質問だけでははかれないことを、複数の質問を通じて分析するphychometric questionnairに分かれるそうです。
質問票の作成のステップは、Measurement Strategyをたて、Conceptual modelをつくり、内容とフォーマットを作る、という過程になります。まず、何を測るのか、どのような質問票にするのか、質問にどのように答えてもらうのか、いつどれくらいの頻度で答えてもらうのか、culturally appropriateかといったStrategyをたてます。次に文献、過去の調査方法をレビューし、フォーカスグループへのインタビューや専門家の意見を聞き、Domainとitemsを決めてConceptual Modelを作ります。そして、具体的な内容と言葉使い、返答の方法、質問の順番、フォーマット、レイアウトを決めることになります。その後、プレテストをしてみて、内容、言語、質問のSkip patternを確認し、必要に応じて修正を行います。
こうした手順を講義で習った後、演習では実際にこれまで議論してきたReseach questionに基づいて、質問を作ることになりました。ただし、これまでも感じていたとおり、reseach questionのたてかたの過程で、かなり生徒間で混乱があったため、今回まとめてくる役の生徒の発表の後、また議論が何をリサーチするかに戻ってしまいました。Tutorが一回目と二回目で変わってしまい、指示や助言がはっきりと全員に示されていなかったことも原因だったようです。声の大きい生徒が、リサーチの内容にこだわりすぎたのも原因で、この演習は何を調べるかが重要ではなく、どうやって調べるのかの過程を学ぶのが目的だと言うことを何度言ってもなかなか理解できないようでした。ということで、だいぶ混乱はしたものの、Reseach questionが決まってからは、議論も収斂し、質問作成に取りかかることができました。初回からずっともやもやしていたのですが、ここにきて演習もだいぶ本来あるべき姿になってきたように思います。
夕方は英語のクラス。今日は、Academic writingということで、何が普通の英語とアカデミック英語とで違うのかということを、文章の書き換えを通じて練習しました。Terminologyをきちんと使うこと、語彙の選び方、IやWeは使用しない、どちらかというと受け身が多いこと、接続詞の使い方等々、実際に問題に沿って学べたと思います。
授業の後は、恒例のコースのPubの集い。今日は、コースメイトの一人の誕生日ということで、ケーキが用意されていました。さすがに60人のコースなので、いつも来るメンバーは固まりつつありますが、それでもまだ話したことがない人も多いので、しばらくは意識的に顔を出そうと思います。
これまで仲良くなったコースメイトを振り返ってみると、やはり同じ留学生が多いかもしれません。留学生向けのオリエンテーションから一緒と言うこともあるし、単に人数が6~7割くらいと多いということもあると思います。英国出身者とはまだ半分くらいしか話してないように思いますので、今後は重点的に話していく予定です。
今日のPubはうちの学校の御用達のお店のようで、関係者が多くきているようです。しかも月曜から木曜は学生割引で10%引き。料理も頼めて、いい感じでした。(みんなから、近くて食べられるところにしようとのリクエストがあがっていました。)
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