【英国留学】論文のワードカウント

現在、修論にあたるサマープロジェクトのレポートを書いています。

字数は10,000語を超えないことと指示されているので、字数を確認しながら引用したり、本文を書いたりしていたのですが、図表や他の書類で作ってた文章をカット・ペースとしたあと、ふとWordの下についているワードカウントを見てみると、11,000語と表示されていました。ともかくあとは削るだけだと思い、ほっと一安心して、文章を削りながら体裁を整えていたのですが、今日改めてワードカウントを見たところ7,000語となっていました。「???」なのですが、確かに通してみるとこちらが正しそう。内容も見直して、テーマもさらに絞り込んだのに、ちょっとがっかりでした。

救いなのは、プロジェクトのガイドラインを改めて読み直したら、「10,000語は絶対超えてはならない、7,000語前後がのぞましい」となっていたことです。

それともう一つ。うちの学校は疫学で有名なので、クラスメート達は疫学調査のデータを使って統計分析をしたり、人によってはフィールドでアンケート調査をしたものを自分でまとめたりと、授業の教材でも使ったような調査分析手法を使ってプロジェクトを進めているのですが、私はどちらかというと政策・プログラム方面についてやっていて、しかもあまり研究されていない分野のため、これまで一人で悶々と考えていました。今回も含めて、書きながらかなり焦点も変わってきたりして、自分の分析の方向性や手法が意味をなしているのか、いまいち確信を持てずにいたのですが、昨日チューター兼論文のスーパーバイザーにドラフトを渡したところ、思ったよりも高く評価してもらえました。(もう少し進めればPublishできるかもよとのこと。これがどれくらいよいことなのか、そうでもないのか分からないのですが、なんとなく嬉しいです。)

今回の事件で削ったのがよかったのかもしれません。怪我の功名ですね。あと日本の事について書いているので、物珍しいというのもあるのかもしれません。

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コメントはまだありません。

  • 戦友からのうれしい報告は読んでるこちらもうれしいですね(*^_^*)
    語数についてふと思うんですけど、データ媒体で提出ならともかく、10000字だの11000字だのの微妙な範囲を誰が数えるんでしょうか?(笑)
    こちらの人はなるべく短く簡潔にを好むから、7000字でおさまったんなら、返って良かったんじゃないでしょうか?あと少しがんばってください

  • Nanakeさん、こんにちは。
    語数ですが、10000語を超えて沿うな怪しいやつについてはカウントするという話でした。PDFでも提出するので、これを使うのだと思います。

  • もう少しでpublishなんてすごいじゃないですか!私はいまマスターの学生さん二人のdissertationの手伝いをしているのですが、どっちもpublishにははるかに程遠いなあ。一人にいたっては、締め切りまであと2週間なのにほとんど進んでいないんじゃないかと思います。どうするんだろう。。。いずれにせよ、頑張ってください。
    日本の政策関連のご研究は興味深いですねえ。今度、差し支えのない範囲でご研究の概要をお教えいただけたら幸いです。あと、ロンドンスクールがEpiで有名って印象はあまりありませんでした。いまそうなんですか?EpiといえばHarvardのBioepiとかのほうが有名な気がしますが。。。

  • kototoraさん、こんにちは。
    Publishは多分にお世辞もあるのかもと思っています。自分で改めて見直してみても、もう少しというよりは、かなり手を入れてもう少し文献にあたらないと厳しいようにも思います。
    ロンドンスクールですが、あまり実際には評判を聞いたことはないのですが、まわりの途上国からきた人たちいわく、現地では疫学者といえばここ出身みたいな感じだと聞かされていたので、有名なのかなと。学校の関係者もここの学校は疫学以外の授業のレベルはいまいちって言ってました。
    ホプキンスのMPHを取った人いわく、あちらも疫学者になるかのように疫学を詰め込まれたと言うことでした。やはり基本だからどこも力入れているということなのでしょうか。

  • 私のイメージでは、ロンドンスクールのhealth systems/policyのリサーチが特に有名だと思います。あと、やっぱりtropical medicineかな。EpiはPublic Healthの基本中の基本ですから重要ですが、私の時代には、そちらの授業はそれほど充実してなかったかも。。。いまはかなり良いのかもしれませんね。
    Johns Hopkinsも評判良いですね。アメリカ人のEpidemiologistの元同僚(すごい優秀)が、大学院選びの際にHarvardとJohns Hopkinsからオファーをもらったそうですが、教授陣の充実に惹かれてJohns Hopkinsにしたそうです。
    なお、途上国にはロンドン・スクール・マフィアと呼ばれる出身者が山盛りいますので、Epiに限らずこの分野では相当な影響力だと思いますよ。私のいた某国際機関でもかなりの数の卒業生と遭遇しました。

  • ロンドンスクールマフィアですか。そういえば昔いた国の保健省の人の多くも出身者だとこちらにきてしりました。
    Hopkinsも受けようと思ってたのですが、期間とか学費のこともあり受けるのもやめてしまいました。あと、あまり途上国の事例を使わないとも聞きましたがどうなんでしょう。
    いけてたらまた違った経験できたのかもしれないですね。まあ受かってたかどうかは分かりませんが。
    Health SystemやPolicyに強いというのは知りませんでした。その辺の授業がいまいちのものが多かったという声もあって、クラスメートからHealth Systemを必修に入れるべきとの要望もかなりあったんですよね。
    面白いので、今度学校であう人達に我が校の強みがどこなのか聞いてみます。

  • Health systemやpolicyの授業はいまはどうなんでしょう。私の時代は面白かったですよ。この分野のリサーチは、現在でも世界トップクラスだと思います。Anne MillsにMartin McKeeですからねえ。ちなみに、私のボスもそちらでHealth systemの講義をしていたと思います。いまいちでしたか。。。はは。

  • いえ、Health Systemという選択自体ありませんでしたので、取ろうにもとれないという状況です。Health Care Serviceの経済分析というのはあったのですが。
    政策も必修であったのですが、私はまあまあ面白いと思いましたが、周りの評判はいまいちでした。

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