さて、熊野三山を二日で回ってしまおうというツアーの二日目。
すでに散々の一つ那智大社のお参りは済んでいますので、残る二つ、熊野本宮大社と速玉大社を回ることにします。
そして夜は初日に続き美味しいまぐろ料理を堪能できました!
民宿「わかたけ」の朝食
今回お世話になったのは「マグロと地酒の宿 民宿わかたけ」。
その名の通り、まぐろを中心とした夕食をたっぷりと堪能できました。
そんな「わかたけ」は朝ご飯も美味しいのは言うまでもありません。
納豆や漬け物、卵焼きなど普通の民宿風ですが、こちらが抜群でした。
サンマの味醂干しですね。味の味醂干しは子どもの頃よく食べていたのですが、サンマはあまり食べたことがありませんでした。
ただの干物よりも甘さもあるため味が深くてご飯が進みます。
熊野三山巡りのチケット
昨日はよく調べていなかったため、那智山行き、那智山で乗り放題の一日バスチケットを購入したのですが、実はこういうチケットもあったのです。
それがこれ。
熊野交通のフリー3日間。
どこに使えるかというとこちら。
今日以降としている本宮大社と速玉大社までのフリーチケットなのですが、昨日行った那智山も入っています。
昨日買っておけば一枚ですんだところ、もったいないことになってしまいました。
まずは本宮大社へ
勝浦駅からバスに乗ること1時間半ほどで本宮退社前に到着です。
この立派な鳥居の奥に参詣道が続いています。
奧に階段が見えて、またまたかなり登らなければならないのかもとちょっと緊張します。
那智大社とは違い、こちらはそれほど高いところにはありませんでした。
こちらが階段を登り切った先の本宮大社となります。
この門の奥に第四殿からなるお宮があります。
こちらでそれぞれお参りを。
あいにくの雨でしたが、参詣の方は多くいらっしゃいました。
熊野名物のサンマ寿司とめはり寿司
参詣を終えるとちょうどお昼時。
熊野で食べておきたいものはいくつかあるのですが、サンマ寿司とめはり寿司は押さえておきたいところ。
サンマ寿司はその名の通り、サンマの姿寿司。
めはり寿司というのは高菜の浅漬けでご飯を来るんだものとなります。
それぞれ名店と言われるところがあるのだとは思いつつ、熊野での食事回数も少ないのでここで食べてしまうことにしました。
入ったのは「しもじ本宮店」というところ。
お食事処 しもじ 本宮店
こちらにちょうどサンマ寿司とめはり寿司がありましたのでいただくことに。
まずは昼からビールを。
そしてサンマ寿司とめはり寿司がやってきました。
めはり寿司は意外とボリュームがありました。高菜で包んだおにぎりといった感じ。素朴な味です。
サンマ寿司の方は押し寿司に近いものなので、フレッシュ感を楽しむと言うよりは酢で締められたサンマとご飯の一体感を味わう感じ。
ついでに熊野鮎うどんというのも頼んでみました。
全体にシンプルですが、鮎の苦みと香りが楽しめる一品です。
速玉大社へ
昼食を食べる前に確認しておいた、戻りのバスの時間を見計らって速玉大社へと向かいます。
権現前というバス停まで1時間ちょっと。
この権現前から速玉大社まではちょっと歩くことになります。
上の地図では道なりにタバコ店まで行きますが、こちらの鳥居が見えてきたら参詣道に入って進めます。
こちらはあまり歩くことなく門まで到着します。
中にはやはりお参りする場所がいくつかあります。
お賽銭が何カ所かで必要となりますので、事前に準備しておくと良いかと思います。
神倉神社へも行ってみた
これで熊野三山をお参りできたことになりますが、速玉神社の近くには神倉神社というところもあります。
速玉神社の摂社ということで、時間もあったので立ち寄ってみることにしました。
しかしこの神倉神社、つぎのような神社なのです。
神倉神社は、熊野速玉大社の摂社である。新宮市中心市街地北西部にある千穂ヶ峯の支ピーク、神倉山(かんのくらやま、かみくらさん、標高120メートル)に鎮座し、境内外縁はただちに断崖絶壁になっている。山上へは、源頼朝が寄進したと伝えられる、急勾配の鎌倉積み石段538段を登らなければならない。(Wikiより引用)
速玉神社から歩いて15分ほどでふもとの鳥居までつきました。
しかし社までいくためにはこの石段を登らなければなりません。
かなり急な石段となっていて、雨も降っていたため滑りやすくなっており、かなり登るのに難儀しました。
そして山頂に着くと社があります。
この巨岩が信仰の対象だったのだと納得の大きさ厳かさでした。
勝浦に戻りまぐろ料理が美味しい「桂木」へ
神倉神社の激しい石段登り(というかくだりの方が石が滑って難儀しました)を終えて、バスで勝浦まで戻りました。
今日は「わかたけ」の夕食は頼んでいませんでしたので、勝浦の町で夕食を取ることに。
「わかたけ」のご主人の助言も得て、「桂木」というお店にやってきました。
まぐろの卸しもされているとかで、今日もいいまぐろが入っているとのこと。
さっそくいただきました。
盛り合わせで。
中トロからトロのあたりも入ってて豪華です。脳天の所も少し入っていたと思います。
そして赤ムツもあるとのことでこちらもいただきます。のどぐろですね。
こちらもこりこりとして鮮度抜群。贅沢な姿造りに圧倒されます。
お酒は前の日に飲んで美味しかった黒牛を再度いただきました。
せっかくまぐろの美味しいお店と言うことなのであれこれとチャレンジしてみました。
まぐろの心臓というのがこちら。こりっとした歯ごたえがいいです。
まぐろの皮というのもいってみます。
そしてまぐろ餃子も。
まぐろ三昧でしたが、いずれも味わいが違っていて、まぐろの奥深さを感じました。
お店の場所はこちら。勝浦に行ったら是非行ってみることをおすすめします。
Tomo’s Comment Follow @tommasteroflife
東京から勝浦に来て、二日で熊野三山を巡り、マグロだけではなく、めはり寿司やさんま寿司も味わうことができて、かなりコンパクトに熊野の魅力を味わえたのではないかと思います。
2泊3日の3日目は東京へ帰るのもよし、もう少しこのあたりを堪能するというのも良いかと思います。
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