Lecture 3 Source of data and methods for analysing costs
今日は経済分析において、コストをどう求めるかというものでした。
まずある公衆衛生上の問題について、どのようなコストがあるかというもので、これはより狭義なもの(患者が支払うコスト、病院のコスト)から広義なもの(保健セクター全体のコスト、セクター外のコスト、社会的なコスト)があります。どこまでのコストを含めるかは、分析によって変わってくるとのこと。
議論になっているのは、病気や死亡によって失われる生産性のロスをどこまで含めるのかということだそうです。
また分析に際して、タイムフレームをどうせっていするか、将来かかるコストをどう考えるかも議論の一つ。
次に、どうやってコストを求めるのかという問題があります。データの基となるのは、Care report form、Medical records、質問票など。
リソースの使用を評価する際に、Opportnity cost、Marginal cost、Indirect paymentなどをどう扱うかも決める必要があります。考えなければならないのは、自宅で看護する家族の時間や労働をどう反映させるのか、時間的なコスト(移動時間や待ち時間)をどのように求めるのかといったことがあります。
コスト分析の際に留意しなければならないのは、平均コストだけみてしまうと、コストが標準分布してない場合(治療初期に最もコストがかかっていたりする場合)どうするか、そのまま平均コストを使うのか、Parametric techniqueを使うのか、決めなければなりません。
まとめると、良いCostingは、どのコストを含めるか決め、リソースの使用を測定し、評価する必要があること。そして、視点を定めなければならず、Marginal costを測る際にはOpportunity costも考慮せねばならず、タイムフレームが重要であることも忘れてはなりません。
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