焼き肉やスキヤキなど美味しい牛肉の食べ方はたくさんありますが、やはりなんと言ってもステーキが一番だと思っています。
ステーキと言ってもただ焼いたものではなく、好きなのは周りがカリッとして中が柔らかい物。そしてサシの入ったものではなく赤身のものが好みです。
こういうステーキ、アメリカではよく食べたのですが日本ではあまりお目にかかれません。
そんなアメリカンなステーキを食べたいと思い、ニューヨークの有名店であるウルフギャングステーキハウスの丸の内店に行ってみることにしました。
予約の方法
日本の支店は現在3店舗。最初に六本木にⅠ号店ができた当初は予約困難でしたが、丸の内店ができたこともあり比較的予約が入りやすくなっています。
こちらのウェブサイトから行きたい店舗のオンライン予約ができます。
六本木店の方がやや予約が多いかもしれません。
今回行ったのは丸の内店。前々日に予約を取ったのですが、最初空いていた7時半が数時間後には埋まっていて9時からの予約となってしまいました。週末はやはり予約が難しいので早めの予約がおすすめです。
ドライエイジドビーフ
今回、アメリカンな焼き方のステーキということと楽しみにしていたのが熟成肉が食べられること。
もう日本でも馴染みになってきた熟成の方法がドライエイジド(あるいはドライエージングとも)
牛肉をかたまりのまま温度0〜4度、湿度80%の熟成庫の中に入れて2〜5週間ほど保存するのがドライエージングです。ウルフギャングではUSDAプライムビーフを28日熟成させるそう。
乾燥による重量のロスに加え、肉の外側が乾き、カビなども発生するため、トリミングが必要となり、その分のロスもある事から、贅沢な方法と言えます。
その分、フレーバーが濃くなり、味もアミノ酸が増えることで旨味がアップするとのこと。今回はドライエイジドビーフがどれだけ美味しいものなのか楽しみにしていました。
ウルフギャングステーキハウス丸の内店
丸の内店は千代田線二重橋前駅直結のMY PLAZA明治生命館の地下一階にあります。
二重橋駅からは駅直結で便利ですが、東京駅からも歩いて6分ほど。
こちらが入り口となっています。
内装はクラシカルな雰囲気ですが、アメリカンな明るさもあって心地よい空間となっています。
サービスもフレンドリーでいてきっちりとしていて好感が持てました。
ステーキ以外も美味しそう!
まずはキールロワイヤルを食前酒にいただきながら、メニューを眺めて見ました。
こちらが丸の内店のメニュー。
メインはステーキなのですが、アペタイザーやスープ、サラダも充実しています。
まずはアペタイザーとして生牡蠣をいただきました。
ソースはレモン果汁にハーブを混ぜた物と、トマトケチャップベースのカクテルソースでした。
でもレモンだけというのが一番美味しかったかも。
サラダは店名を冠したウルフギャングサラダ。
エビ、トマト、ベーコンなどが入っていて美味しかった。
前菜と一緒にグラスの白ワインを飲みましたが、いよいよステーキと言うことでワインも赤へ移行します。
メインの直前に付け合わせで頼んだアスパラガスも運ばれてきます。
そしてこの日のメインであるプライムステーキが登場します。
小皿を裏返しにした上にステーキの皿が傾けて置かれ、肉汁が下にたまっています。
すでに切り分けられていて、手元の温められたお皿にサーブしてくれて、肉汁をかけてくれます。この肉汁がすでに味付けられていてほどよいソースに。
左側がヒレ、右側がサーロイン。二つを食べることで味の違いがよくわかります。ヒレがさっぱりと赤身の美味しさであるのに比べて、サーロインは香りが強くまさにステーキといった味わい。
900度のオーブンで焼きあげられたとのことで、まさに外側がカリカリして中が柔らかなできあがり。熟成肉と言うこともあってか、肉の柔らかさも際立っていました。
味わいも肉の味がガツンとかんじられるものとなっています。
そして極めつけが香り。
肉の香りが数倍に凝縮されたような香りです。熟成肉はナッツ香がすると聞いていましたが、なるほど、これが熟成肉独特の香りなのだと納得しました。
食後にデザートとエスプレッソをいただき、至福の時を終えました。
Tomo’s Comment
熟成肉はあまり食べる機会もなく、こうしてステーキで食べるのはほぼ初体験だと思いますが、普通のステーキとはまたひと味違った美味しさでした。
値段的にそう頻繁に行けるわけではありませんが、少し気分をあげたいときにはまさにぴったり。しばらくしたら再訪して、違った部位のステーキも楽しんでみたいと思います。
そうそう、この日、何人もの方がお誕生日ということでスペシャルデザートとスタッフの歌で祝ってもらっていました。お誕生日に行くというのもいい記念日になりそうですね。
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