京王線の仙川に住んでもう5年になります。
仙川は食べるところもたくさんあるし、スーパーも用途に合わせて4軒ほどから選べるし、ホームセンターもあるので大抵のものはそろうしで、生活がとてもしやすい街です。
また、バスを使えば、京王線と平行して西に延びている北のJR中央線、南の小田急線の駅にもすぐに行けるので、これまた便利。
バスを使わなくても小田急線の成城学園なら30分、吉祥寺、西荻窪なら1時間ちょっとで歩いても行けます。運動にもちょうどよいので、休日などはよく散歩がてらこれらの街にも行って食べたり買ったりしています。
そんな中でも定番のコースが西荻窪コース。定番は西荻まで歩いて古本屋数軒のぞいて、歩いて吉祥寺、伊吹うどんでうどんを食べて、さとうでメンチカツを買ってバスで帰るというコース。
この日はランチでよい店に出会えたので紹介したいと思います。
西荻窪の古本屋さん
西荻には何軒かよく行く古本屋さんがありますが、まず他は行かなくてもここだけは行くというのが盛林堂書房。ミステリー関連が充実してて、ホームズ本もよく出ていますし、同人出版もされていて、このブログでも紹介したヒラヤマ探偵文庫「シャーロック・ホームズ研究1」とか「ベデカー・ロンドン案内1905年版」なども販売されています。
ホームズ本だと、こちらと神保町のアットワンダーさんが充実していて定期的にのぞいています。
場所はこちら。
この日は残念ながら買いたい物はありませんでしたが、ガードナーの「犯罪王モリアーティ」シリーズの二冊組みが出ていたので、おっ、と思ったのですが、持ってる方の二冊(「犯罪王モリアーティの生還」上下)でした。探しているのは「復讐」の上下ですがなかなか見つかりません。
(先日アットワンダーでシリーズ四冊セットを売ってたのですが、値段が結構したのと生還がダブるので断念してしまいました。)
お昼時だったので、西荻でランチしてみようと店を探しながらも次の本屋さんへ。
ずっと行ってみたかったのですが、定休日だったり、行く方面が違って寄れなかったりと空振りが続いていた本屋さん。
それがこちら。
旅をテーマにした本屋さんで新刊や雑誌もあれば古本もあります。
旅行好きなので、一度行ってみたいと思っていたのです。入ってみると、旅のみならず外国の食に関する本もたくさんあって、実に私好み。
一昔前だったら10冊ぐらい買い込んでいたと思いますが、最近は収納の関係で購入する紙の本は厳選しています。この日はお腹もすいていたので、厳選する時間もなく店内をぐるっと見て買わずに帰ってしまいました。また次回じっくりと行きたいと思っています。
お昼はほうぼう屋さんでジャンバラヤ
そんなわけで、お腹も減っていたので食べるところを探していました。
なんだか無性に米が食べたい気分。それも白米じゃない。ということで中華料理で炒飯!と思って探したのですが、あまりピンとこなかったり閉店だったりとうろうろとさまよっていました。
西荻駅の近くの鳥居が入り口になっている不思議な行き止まりの道(正確には西友の出口があるのでここから駅改札方面には抜けられるのですが)があって、吸い込まれるようにふらっと入ってみるとどんずまりにこんな看板が。
ふと目に入ったのがジャンバラヤ風HOBOライス。
お、こういう米料理もあったと思い入ってみることに。
地下に降りて入店してみると、カウンター席と小さなテーブルメインな少しバーっぽい雰囲気。ただ至る所にアメリカ南部の黒人文化を感じさせるポスターや小物があって、そういうテーマのお店なんだとすぐに分かります。
あとで調べてみたら、美味しい料理とドリンク、そしてブルースのお店とのことで、コロナ前はライブなどもやっているそう。冒頭の写真の青い服を着たにこやかなおじさんもB.B.キングがモチーフということでした。
確かに、実は地上のメニューを見たときに、ジャンバラヤの上にガンボとあって、日本で出してるところって珍しいよなあと思っていて、確かにガンボはアメリカ南部のケイジャン料理だし合点がいきました。
昔、ワシントンDCで働いていたときの同僚がルイジアナ出身ということで、家に招いてくれたときにガンボを出してくれて初めて食べて、こんな美味しいものを知らなかったということに衝撃をうけたのをよく覚えています。
ただ、この日は米が食べたかったので初志貫徹でジャンバラヤ風HOBOライスにしました。
サラダとコーヒーがつくセットに。
まずサラダがやってきました。
野菜の種類が豊富なのとドレッシングが美味しかったのであっという間に食べてしまいました。
そしてこちらがジャンバラヤ風HOBOライス。
まさにこの日に食べたかった味のついたお米の料理と言うことで、こちらもペロッと食べてしまいました。
ガンボもそうなのですが、独特のスパイスの感じがあります。
そして食後のコーヒーがとても美味しかったのが印象的でした。
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ということで、西荻窪で思いがけずケイジャン料理を食べることができました。
ガンボは次回必ず食べたいと思いましたが、実はケイジャン系に特化しているということではなくお料理はかなりバラエティにとんでいて、夜とかお酒を飲みながらゆっくり食べたら楽しそう。(蔓延防止法中はアルコール提供なしだそうですが。)
そして、ブルースのお店と言うことなので、ブルースについてももう少し知っておきたいなと思いました。
ブルースに関する知識は、私の好きな映画ベスト5に入るブルース・ブラザース(続編の2000も含め)を見て、出演しているアーティストのアルバムを少し聴いたぐらいのものしかありません。ブルーズ、リズム・アンド・ブルース、ソウル、ファンクなどの垣根がいまいち分かってなかったり。
でも、よいきっかけなので、少しづつ聞いていって見たいと思いました。
仙川近辺の美味しいお店はこちらでも
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