バルセロナからマドリッドへ電車で移動し、観光をして一泊。
次の日も目一杯観光して、ホテルに戻り荷物をピックアップして夜22時25分の電車に乗るためにチャマルティン駅へ行きました。
そう、せっかくの機会なのでマドリッドからリスボンまで、夜行列車を使うことにしたのです。
この夜行列車、トレンホテル(Trenhotel)と言って、寝台列車なのです。
トレンホテル
このマドリッドーリスボン間の夜行列車は、Trenhotelとかルシタニア号と呼ばれている列車でマドリッドーリスボン間を10時間ほどで結んでいます。
この夜行の予約は日本語のサイトからも可能ということで、こちらのサイトから予約をしてみました。
特にトラブルも無く予約も出来、駅でも特に問題ありませんでした。
というよりも、バルセロナーマドリッドに乗ったときよりもあっけなく列車に乗り込めたので、若干拍子抜けしたほどです。
荷物検査も検札もなく列車までいけました。
今回予約したのはGran Classという一番良い席。
部屋の中にトイレやシャワーが付いているのと、食堂車での夕食がついているというのが魅力でした。
かなりの期待感ではありましたが、特段Luxuryなというものではなく、内装などはいたって実用的なもの。スペースもそれほどの広さではありませんでした。
こちらが列車に乗り込んだ際の部屋の様子。まだ寝台仕様にはなっていません。
そしてこちらが個室に着いているシャワー・トイレの様子。
あまり広くもありませんし、寒かったのでシャワーは結局利用しませんでした。
そして列車出発後しばらくすると遅い夕食の時間となります。
食堂車に移動しての食事となります。
乗り物の中でご飯を食べるのは特別感があって好きなのですが、食堂車というのはさらに旅情があって楽しみにしていました。
食堂車らしくこんなテーブルがセットされています。
メニューは前菜、メイン、デザートからそれぞれ選択するというもの。ちなみにメニューはこんな感じ。
まずスターターとして選んだのはバカリャウ(塩ダラ)とヒヨコ豆のサラダ。
塩ダラを食べたかったのですが、このヒヨコ豆との取り合わせはとってもあってました。コリアンダーもいいアクセントです。
そしてメインはポークを選択。
意外とやわらかくてソースとの相性もばっちり。ゆで野菜とピラフがそえられています。
そして最後のデザートは、重いものを食べたくなかったのでフルーツを選択。
3皿のコースを堪能して客室に戻ると、ベッドがセッティングされていてあとは寝るだけ。
快適な睡眠がとれるかと思いきや、意外と列車の走る音って気になるもので、なかなか寝付けませんでした。
なんとか寝たものの、朝7時41分にはリスボンに到着してしまうということも有り、6時半に起きて朝食を食べに再度食堂車へ行きました。
朝食はパンとコーヒーとオレンジジュース。パンはなかなか美味しかったかな。
そして時間通りリスボンのサンタアポロニア駅に到着。
朝早かったのですが、駅までタクシーをつかまえホテルへと向かいました。
Tomo’s Comment Follow @tommasteroflife
寝台電車に乗ったのはかなり久しぶり。
さらに食堂車でのディナーが付いているということで、この旅行の中でもかなり楽しみにしていました。
豪華列車の旅とまではいきませんでしたが、非日常の雰囲気を楽しめて大満足。ホテルが一泊分節約にもなりますし、今後ヨーロッパを旅行する際には試してみたいと思います。
旅先での移動についての記事はこちらにも
【旅行】ロンドンからダブリンまで列車とフェリーを乗り継いで行く方法(1)チケットの予約と受け取り
【旅行】ロンドンからダブリンまで列車とフェリーを乗り継いで行く方法(2)ロンドンからホリーヘッドへ
【旅行】ロンドンからダブリンまで列車とフェリーを乗り継いで行く方法(3)フェリーに乗ってダブリンへ!
コメントを残す