先日、尊敬・敬愛するシャーロッキアンの大先輩、Uさん、ことひろ坊さんのブログを読んでいたところ、こんな記事を見つけました。 (なんでこんな古い記事を見つけたかというと、時間があるとこちらのブログの昔の記事を読んでいる…
CATEGORY ホームズ研究書
【ホームズゆかりの地】100年前のロンドンガイドブック「ベデカー・ロンドン案内」
シャーロッキアンもしくはホームジアンと呼ばれるシャーロック・ホームズを研究する人たちが世界中にいます。私もそんなホームジアンの一人を自認していますが、世界中には桁違いの情熱を持ってホームズに傾倒している人たちがたくさんい…
【ホームズ】「絶景本棚2」の発売を記念して、#シャーロッキアン絶景本棚 を企画してみました。みなさまの素敵な本棚が見れて幸せ。
日暮雅通さんと北原尚彦さんという日本を代表するシャーロッキアンお二人の本棚が見られるということで購入し、興奮しながら読んだ「絶景本棚」。 お二人のみならず、圧倒されるような本棚の写真集として大いに楽しむことができまし…
【ホームズ】平山雄一さんの「シャーロック・ホームズ研究1」はホームズ研究に興味を持った人にお薦め。
平山雄一さんは、私も所属している日本シャーロック・ホームズ・クラブ(JSHC)の大先輩会員かつ、まだ日本人では数少ないベーカー・ストリート・イレギュラーズ(BSI)の会員でもある、日本有数のシャーロッキアン。 そんな平山…
【ホームズ地理学】マニアックな2つの領域が交わる愉しみ。「シャーロック・ホームズの鉄道学」はマニア必読。
英国は鉄道発祥の地で、ホームズが活躍した19世紀後半に鉄道網整備の絶頂期を迎えました。ホームズ物語でも鉄道を使うシーンが頻繁に登場しています。 例えばストランド誌にホームズの短編が掲載されたときに挿絵を描いたSyd…
【ホームズ】シャーロッキアンの集まりで事件が!「QEDベイカー街の問題」
なんとなくこのQEDシリーズのことは知っていたのですが、題材がホームズと言うことで、手に取ってみました。 シャーロッキアン達が登場 本書を手に取った動機としてホームズが取り上げられていると言うことがあったのですが…
【ホームズ】シャーロッキアンへの入り口になった思い出の本。「シャーロック・ホームズ17の愉しみ」
こちらは1967年までに発表された、著名シャーロッキアン達のアンソロジー。ホームズに関するパロディ、研究、エッセイなど短編を17編収録したシャーロッキアン必読の一冊です。 本格的ホームズ研究との出会い この本は、十数…
【ホームズ】読みやすく理解しやすい解説書。「シャーロック・ホームズ大図鑑」
月9の「シャーロック」が始まり、登場する元ネタを探すことが多くなってきたのですが、そんなときに重宝しているのが今回紹介する「シャーロック・ホームズ大図鑑」です。 発売された3年前には入手していて、見やすい本なのでたまにパ…
【ホームズ】ベアリング・グールドによる詳しい解説が施された注釈付きホームズ全集の元祖「The Annotated Sherlock Holmes」
イギリス留学時代、ホームズ本を持って行かなかったことからこつこつと現地で買い足していました。 単にホームズ作品を読むだけではなく、時代の違いなどによりよくわからない言葉などもありますが、そのような登場する用語に注釈を…
【ホームズ】研究のためにはやはり事典がないと。ホームズ研究に役に立つ「シャーロック・ホームズ百科事典」
もう10年ほど前になりますが、英国に留学していたときに活用した百科事典です。 といっても、本業の学問(公衆衛生学でした)ではなくシャーロッキアーナの方面にですが・・・。 ホームズに関する百科事典? 事典や辞典というと…
【ホームズ】「緋色の研究」から100年を振り返る。「シャーロック・ホームズ生誕100年記念」
1987年に出されたホームズ本です。(原著は1986年に出版)ヤフオクで入手しました。 本書の内容 アマゾンでの商品紹介です。 100年前に、世界一有名な探偵であるシャーロック・ホームズがデビューした。この沢山のイラ…
【ホームズ】幻の原稿が発見された?探偵学について自ら語った「ホームズ探偵学序説」
日本シャーロック・ホームズ・クラブの大先輩、水野雅士さんのホームズ研究所の一冊です。 ホームズが書いた本が発見される シャーロック・ホームズは、「緋色の研究」でワトソン博士と会ったときよりも以前に探偵としての技術を体系化…
【ホームズ】ベーカー街駅で撮ったホームズの写真が「世界の車窓から DVDブックNo.15 イギリス」に掲載されています
ブログを書いていると思いもかけず、いろいろなチャンスが巡ってくるものです。 かれこれ10年以上ブログを書いてきましたが、今回はブログで紹介した写真をDVDブックで使いたいと行っていただき、掲載されたときのことを紹介したい…
【ホームズ】ビクトリア時代を知るとホームズがさらに楽しめる。そんな手引きとなる「シャーロック・ホームズ大人の楽しみ方」はシャーロッキアン入門としておすすめ。
筆者の諸兄さんが前書きで書いているとおり、この本は 現代の日本人がホームズを理解するのに必要な予備知識をまとめた手引き書(P3) となっています。 100項目以上を掘り下げる 本書は当時の貨幣価値とか風習、社会など、現…
【ホームズ地理学】名探偵の足跡をたどってロンドンを巡る。「Sherlock Holmes’s London」は写真と解説が満載
2006年にロンドンに留学していたときに、休日にシャーロック・ホームズに登場する場所を巡るということをしていたのですが、それ以降、より正確な場所を探ることが趣味となり、今日でも地図や文献を読んではブログに書くということを…
【ホームズ地理学】ビクトリア時代のロンドンを散歩感覚で。当時の写真が満載の「Walks in Old London」を購入
2006年から2007年まで一年間ロンドンに住んでいました。 留学のための滞在だったのですが、週末の趣味としてシャーロック・ホームズに登場する場所を片っ端から回るということをしていて、ロンドン中を歩き回っていました。古い…
【ホームズ地理学】ホームズの事件に登場する場所の当時の写真が満載。「Sherlock Holmes in London」でホームズ時代のロンドンを感じる
ロンドンでホームズゆかりの地を訪ねていたのですが、施設や建物を訪ねるときには、大まかな場所は分かっても実際どの建物なのか分からないケースがありました。 そこで、購入してみたのがこんな本です。 ホームズの時代のロン…
【ホームズ】日本のシャーロッキアンの草分け、長沼弘毅氏の「シャーロック・ホームズの知恵」を読む
ホームジアンとして、ホームズ研究者を名乗りたいのですが、まだまだ学ぶことが多いなと思っています。いまだに、この130年で積み重ねられた先人の研究を学んで、これまでの研究領域とその成果を把握する段階にいるよう…
【ホームズ】レスリー・クリンガーさんによるさらに詳しい註がついた「The Sherlock Holmes Reference Library」はホームズ研究に不可欠と言えるレベル
先日、シャーロック・ホームズの全集に註釈付きというものがあり、その最も新しいのがLeslie Klingerさんのものと紹介しました。 上のエントリーで、私がロンドンで最初に購入したのは大判の3冊もの(ノートン社…
【ホームズ】レスリー・クリンガーさんによる注釈付シャーロック・ホームズ全集 「The New Annotated Sherlock Holmes」はホームジアンの基礎文献です。
2006年から一年間、ロンドンに留学していたのですが、一年の滞在ということもありあまり多くの荷物を持っていきませんでした。持っていかなかったもので最も後悔したのはホームズ関連の本。 本場ロンドンでホームズを研究するにあた…