サクラの季節になってきましたが、皆様、お花見はお済みでしょうか。
ちょうど3月31日に気象庁が東京の桜が満開になったと発表されました。
東京だと、上野公園や井の頭公園など、お花見を楽しめる場所はたくさんありますが、落ち着いた雰囲気で咲くしだれ桜を堪能したいのであれば、駒込・六義園がおすすめです。
六義園とは?
こちらのサイトに詳しい説明があります。
概要 | 六義園 | 庭園へ行こう。六義園は造園当時から小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられておりました。元禄8年(1695年)、五代将軍・徳川綱吉より下屋敷として与えられ た駒込の地に、柳沢吉保自ら設計、指揮し、平坦な武蔵野の …
六義園は造園当時から小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられておりました。元禄8年(1695年)、五代将軍・徳川綱吉より下屋敷として与えられ た駒込の地に、柳沢吉保自ら設計、指揮し、平坦な武蔵野の一隅に池を掘り、山を築き、7年の歳月をかけて「回遊式築山泉水庭園」を造り上げました。六義園は吉保の文学的造詣の深さを反映した繊細で温和な日本庭園です。庭園の名称は、中国の古い漢詩集である「毛詩」の「詩の六義」、すなわち風・賦・比・興・雅・頌という分類法を、紀貫之が転用した和歌の「六体」に由来します。(上記サイトより)
この六義園の中に有名なしだれ桜があり、毎年多くの見物客で賑わっています。
今日は4月1日ですが、ちょうど見頃とのこと。
駒込駅に近い染井門は平日夕方にもかかわらず大勢の人が並んでいました。
行くのであれば5時頃がおすすめ。6時になると列がかなり長くなります。混み合う時間帯であれば、駅からは通り正門の方がまだ列が短いようです。
染井門を入って左手に進んでいくと売店などがあり、その先にしだれ桜があります。
このしだれ桜、高さ15メートル、幅約20メートル、樹齢はなんと70年だそうです。
六義園のしだれ桜は日本で一般的に見られるソメイヨシノではなく、エドヒガンという種類の桜です。ソメイヨシノよりも満開になるのが若干早く、見頃ではありましたがやや葉っぱも混ざっていました。
ちなみに、ソメイヨシノ発祥の地が駒込で、毎年桜祭りが開かれています。
夜になるとライトアップ
この時期のしだれ桜、ヒルに見るのも良いのですが、夕方から始まるライトアップも楽しみの1つ。
4月3日まで「しだれ桜と大名庭園のライトアップ」として継続されています。開演時間もこの時期は延長されて9時までとなっています。
大きなしだれ桜が有名ですが、公園の反対側にはもう少ししだれ桜もあるので、こちらのライトアップも必見です。
桜を見たらさくら蕎麦を
せっかく六義園で桜を見たら、近くのおそば屋さんでさくら蕎麦を試してみるのもおすすめです。
さくらの葉を練り込んださくら蕎麦が楽しめるのが、「小松庵」さん。
六義園の染井門をでて信号を渡ってすぐ。
新本店オープン—小松庵2014年2月にオープンの新しいお店で、とても綺麗な内装。オシャレなカフェやレストランのような雰囲気でした。
桜の時期には、変り切り(そば粉以外に季節の食材を練り込んだ蕎麦のことです)として、さくら蕎麦を味わうことができます。
今回はさくら蕎麦、野菜天付をいただくことに。
このお蕎麦、さくらの葉が練り込まれていて、さらに桜の花の塩漬けが載っています。
そして野菜天の方は、山菜がメインになっていました。この時期ならではですね。
今回は店内の席でいただきましたが、六義園をのぞめるテラス席もありましたので、温かくなったら外でお蕎麦も良さそうです。
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2014年待つから駒込に住んでいますので、今回が2回目の六義園での桜となりました。
駒込発祥のソメイヨシノも近所の公園で楽しんでいるのですが、しだれ桜もまた違った趣があります。
お昼に行くのもいいですが、夕方のライトアップされたしだれ桜も圧巻です。
是非桜のシーズンに一度は訪れてみてください。
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