名古屋グルメ、いろいろありますが、何がお好きでしょうか?
きしめん、味噌カツ、味噌煮込みうどん、台湾ラーメン、等々様々ありますが、私が一番好きなのはひつまぶし。
いまや名古屋飯の多くが全国区になってきてるので、東京でも食べられるお店がたくさんあります。
でも、せっかく名古屋にいくのであれば、本場のものを試したいのが人情。
これまでも何度かひつまぶしの名店に行きましたが、これまで行ったことのなかったのが「まるや」でした。
ひつまぶしとは
すでに全国区なので言うまでもないとは思うものの、念のため、ひつまぶしについておさらいしておきましょう。
ひつまぶしの「ひつ」はお櫃のひつですね。鰻がお櫃の中にまぶされているようにのせられているので「ひつまぶし」という、というのが定説のようです。
うな丼やうな重との違いは、鰻が細かく切ってあること。「あつた蓬莱軒」でこのようなスタイルで出したのが発祥だそうです。ご飯を残す人が多かったので細かく刻んでまぶして一緒に食べるようにしたという説があるそうです。
確かに食べやすいと言えば食べやすいですし、切ってあるからこそ、ひつまぶし特有の、複数の食べ方がしやすくなってますね。
これまで行ったことのあるお店でも共通していましたが、ひつまぶしの楽しみ方は、まずはそのまま、次にわさびや海苔など薬味とともに、そして最後にお茶漬けで、というのが基本。そして残ったら、お好みの食べ方でということになります。
まるや本店名駅店
まるやは何店舗もあり、関東にもミッドタウン店がありますが未訪問。
せっかくなら本拠地で初訪問をということで、名駅店に行きました。
本店とあるので、ここが本店なのかと思ったら、「まるや本店」で店舗名なんですね。なのでミッドタウンの店もまるや本店ミッドタウン店となります。
じゃあ、どこが本店の中の本店なのかと思って調べてみたら、天白本店というのがいわゆる本店で第一号店とのこと。せっかくなら本店に行ってみたかったのですが、行ける時間がなく便利な名駅店に行くことに。
人気店と言うこともあり、11時開店を目指して、名鉄百貨店の9階に向かいました。
着いてみると長蛇の列。開店と同時に前の人たちは店内へと案内されていったのですが、残念ながら、前の前のお客さんで満席と言うことに。一回転目には間に合いませんでした。
11時の開店10分前ぐらいに並んだのですが、平日の昼でもこれでは最初バッチに入れませんので、もう少し前から並んでおく必要があったようです。
特に急いでもいなかったので、40分ほど待って案内されました。
鰻3分の2匹分の「まるひつまぶし」を肝吸いで
平日の昼で、かつ東京に戻って夕方から海外とオンライン会議と言うこともあり、お酒は飲まず、量も控えめにしようということで、「まるひつまぶし」を注文。
特上、まる、ミニというのがあって、特上は鰻一匹分でご飯も多め、まるは鰻3分の2匹、ミニは鰻半分とご飯少なめとなっています。
お吸い物が基本ですが、これを肝吸いに変えることができますので(+150円)、変更してもらいました。
待つことしばし。
ビールもお酒もないので、おつまみ的なものもたのみませんでしたので、ひたすら待っていました。
そしてお待ちかねのひつまぶしの登場。
お櫃の蓋をオープン!
うなぎがつやつやとしておいしそう。一見すると量は控えめにも見えました。このときは。
そして肝吸いも蓋をオープン。
肝は貴重な部位なのでありがたくいただきます。
さて、上でも書きましたが、ひつまぶしの食べ方については、ほぼ共通ながら、どのお店もきちんと食べ方について説明がされています。
まるやさんでも、メニューの中でこのようなインストラクションが。
一膳目はそのままいただきます。
関東のふわっとした鰻とは違って、パリッとして、香ばしさを感じますね。タレも甘過ぎずという感じ。
そして二膳目は、薬味とわさびで。
お膳の手前に葱、わさび、大葉が盛られていて、こちらはおかわり自由だそう。
そして海苔はパックで提供されていました。
これらをのっけていただきます。
鰻の白焼きにわさびが一般的ですが、こうした蒲焼きにもわさびは良くあいます。油の濃厚さとわさびの爽やかさがそれぞれ打ち消すということではなく、鰻がより美味しくなる感じ。
そして三膳目は、出汁でお茶漬けに。
この出汁も、最初から持ってくるのではなくて、途中でお願いして持ってきてもらいます。出汁が冷めないようにという配慮ですね。
これまでのひつまぶしのお店だと、三膳食べるともう一膳分が残って、これをこれまでの3種類の食べ方のいずれかで食べてください、ということになるのですが、まるひつまぶし、もう二膳ぐらいとれるぐらい余っていました。
量がそもそも多いのか、お茶碗が小さいのか、私の一膳ごとの盛りが少なかったのか、ちょっとした誤算です。
鰻は残り一膳分のつもりでしたが、ご飯の方が二膳分になってしまっています。
まあ、うれしい誤算ですので、まずは薬味でもう一膳。
そして、出汁茶漬けで、最後の一膳をいただき、おなかいっぱいに。
美味しく、そしておなかいっぱいいただき、大満足でした。
おまけのお土産
こうして、ひつまぶしを堪能したのですが、さらに欲張って、夜ご飯用にお土産を購入することに。
新幹線で東京に戻りいただいたのがこちら。
昼に鰻を食べたばかりですが、日持ちしませんので、夕食としていただきました。
内容はこちら。
うなぎのタレがしみたご飯に、キュウリと卵が作戦とで美味しい巻き寿司です。オンライン会議の後に、日本酒とともにいただきましたが、これがまた良く合いました。
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ということで、鰻づくしの一日となり、大満足でした。
もともと鰻は大好きですので、こうして名古屋に行くたびに、ひつまぶしが食べられて幸せです。
これで、蓬莱軒、いば昇、まるやと美味しいひつまぶし屋さんを食べてきたことになりますが、どこが一番惜しかったかと問われると、答えに窮します。
数年おきに食べてるので、それぞれその場その場で美味しかったので、比較のしようがありません。
これは、一度固めて食べ歩いて、比較しないといけないですね。
そして、これまで体験した3軒以外にもまだまだ美味しいひつまぶしはあると思いますので、いつかじっくりと食べてみたいと思っています。
ひつまぶしはこちらでも紹介しています
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