群馬に旅行で行ってきたのですが、最後に高崎に立ち寄る機会がありました。
高崎はゴルフでよく来るのですが、町に何があるのか知らなかったので、地元のガイド誌をぱらぱらとめくってみたところ、キングオブパスタというイベントがあるとの記事を発見。
キングオブパスタは、高崎を中心とした周辺地域における小麦文化と豊かな農作物に育まれた食文化を、パスタを通じて再認識するとともに、高崎の食文化の更なる発展を図ることを目的としています。(キングオブパスタ2017より。)
イタリア料理好きな私ですが、高崎がパスタで盛り上げっているとはまったく知りませんでした。(いや、実は潜在的に知ってはいたのですが・・・後述)
ということで、今年のキングオブパスタのイベントに先立ち、昨年のキングオブパスタを食べてみようと、「Gru cafe & restaurant」へ行ってみることに。
Gru (グルー)
調べてみたところ、Gruの「和豚もち豚ベーコンとマッシュルームのふわふわカプチーノ仕立て」が2016年のキングオブパスタだったのだそうです。
場所は高崎駅から歩いて10分ちょっと。さっそく行ってみることにしました。
こちらはGruのウェブサイトとなります。
お店の基本情報です。
〒327-0826群馬県高崎市連雀町106 大手前ビル1F
Tel. 027-395-4342Fax. 027-395-4329
Lunch 11:30-15:00 / Dinner 17:30-25:00
今回は上毛高原から東京に帰る途中に寄ってみました。11時には高崎に着いてしまったので、少し時間を潰してから歩いてGruへ。
店に着いてみるとKing of Pasta 2016ののぼりが出ていました。
お昼に行ったのでランチメニューが案内されていました。
この週のランチメニューがこちら。
キングオブパスタを食べてみた
店内に入ってみると木とレンガが貴重になっていて落ち着いた雰囲気です。。
ステージもあって、ライブとかイベントとかもできるようです。
椅子がいろいろな種類がありますが、アンティークっぽくていい感じ。
ランチですが、前菜、パスタ、飲み物が付いたコースが基本ですが、こちらにメインの一品を付けたスペシャルランチやデザートをつけたセットもありました。
スペシャルにすると、パスタによってかかるプラス料金(この日だとウニパスタのプラス100円やキングオブパスタのプラス200円)もなくなるので、基本のパスタ以外を頼みたい人はお得なのではないかと思います。
二人だったのでメイン付きとデザート付きのコースで頼んでみました。
まずは8種類の前菜。
どれも美味しかったのですが、ズッキーニとトマトが特に印象に残りました。
いずれも素材の味がしっかりとするものでした。
そしてパスタ。
こちらがウニのスパゲティ。
トマトとクリームがいいバランスでしたが、ウニの香りがあまり主張しないのは人によって評価が分かれるかも。
そしてこちらがキングオブパスタ2016の「和豚もち豚ベーコンとマッシュルームのふわふわカプチーノ仕立て」
昨年の出品時の紹介ではこのように書かれています。
コクのある新鮮な生クリームに、マッシュルームの旨味をぎゅっと詰め込んだクリームパスタです。カリカリにした群馬県産の和豚もちぶたベーコンに、泡状にしたふわふわマスカルポーネチーズをのせてまろやかに仕上げました。さらに、もちもちの生パスタを使用しているため、ひとくちで様々な食感が楽しめます。食材が織り成すテクスチャーをぜひご賞味ください。
確かに、クリーミーなソース、上にのっている泡、カリカリべーコーン、もちもちパスタと食感が印象に残ります。味も濃厚でガツンと旨味を感じます。
そして、スペシャルに付けたメインがこちら。
キャベツと牛肉というシンプルな一品ですが、キャベツは柔らかく熱が通っていますが食感も失われず、肉もかみ応えのある焼き加減。あまり脂がのりすぎていない肉が好きなので、とても私好み。
そして、最後のデザートにカンノーロ。
シチリアのお菓子ですね。パリパリした皮が香ばしく、クリームはふわふわ。
シチリアで食べて好きなイタリアのお菓子になったのですが、やっぱり美味しいと再確認できました。
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今回初めて高崎がパスタの町だと知った、と思ったのですが、そういえば、昔読んだこちらの漫画の舞台として高崎も登場していたのをふと思い出しました。
パスタはイタリア料理ですが、2016年のキングオブパスタは高崎周辺の食材にこだわった立派な郷土料理だと思います。
そしてすでに今年で第9回を迎えるキングオブパスタで切磋琢磨してより美味しいパスタが生まれ、ますますパスタの町として盛り上がっていってもらいたいと思います。
イタリア料理についてはこんな記事も書いています。
【読食】ナポリ男のジローラモ&クオモさんの美味しい魅力炸裂の一冊!「パスタは陽気に Viva la Pasta」
【旅食】「カチョエペペ(Cacio e Pepe)」でローマ名物のパスタCacio e Pepeを食す。シンプル、でも美味しい。
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