仙川グルメとタイトルに記してしまいましたが、今回紹介するのは千歳烏山の広味坊。
仙川にも広味坊があるのでこんがらがってしまうかもしれませんが、うちから歩いて行けるところは私にとっては仙川グルメなので広味房千歳烏山本店
仙川の広味坊には何度も行っていつも美味しい体験をしているのですが、千歳烏山の広味坊はまたちょっと違ったおいしさがあってとても好きなお店です。
広味坊とは
史上最年少で料理の鉄人に挑んだという五十嵐美由紀シェフのご実家で、ご自身も料理長をされていたとのこと。
こちらは五十嵐シェフのオフィシャルサイト。
今は美虎というおみせをやっていて、広味坊は弟さんがやっているそうです。
広味坊のオフィシャルサイトはこちら。
こちらによれば、
世田谷区で30年以上営業しています中国料理店
千歳烏山 本店・祖師谷大蔵店・日本橋三越(新館地下1階) 3店舗で営業しています。
とのこと。
仙川の広味坊が入っていませんが、こちらはのれん分けされたお店とのことで、直営ではないため入ってないのですね。おそらく。
仙川は近いこともあり頻繁に行っているのですが、千歳烏山はやや遠いので訪問できていませんでした。
一度目の訪問はチャーハンを
ある日、天気のいい日にお昼を外で食べようと思い、ちょうどいい機会だと思い、千歳烏山まで歩いて広味坊本店まで。
午後は仕事がなかったので、昼過ぎに歩いて向かいます。
歩くこと約40分。念願の広味坊に第一回目の訪問。
運動も兼ねて、一駅、二駅は歩くようにしているのですが、食事前に歩くと適度にお腹もすくという効能も。運動して食欲が出てたくさん食べるという、体にいいのか悪いのか分からないです・・・。
道路から厨房の中がのぞけるので、活気のある厨房を眺めつつ立派な店構えの入り口へ。(千歳烏山の駅から来ると入り口・厨房の順になるので、厨房みたい人は入り口を越えてみてみてください。
何を食べようか迷ったのですが、無性にチャーハンが食べたかったので、海鮮チャーハンをいただきました。そしてそれだけだとちょっと寂しいので、水餃子(5個)もいただきます。
ちょっと野菜少ないかなと思ってたら、ランチメニューはサラダとデザート付き。食べる順番は野菜からがいいと言われていますので、ダイエッターにもやさしい。
そして水餃子はタレを4種類から選ぶことができるのもうれしいところ。
山西式のタレで、黒酢とニンニク、パクチーが入っています。そういえば、昔山西省の平遙という街に行ったときにいろいろ調べてたら、山西省は黒酢が有名って書いてあったようなかすかな記憶が。
この水餃子も皮がもっちりして美味しいのですが、山西式のタレがまたおいしくて、5個では物足りなく感じたぐらい。
そして待ちに待った海鮮炒飯が到着。
しっとりとしつつパラパラしている、プロの技を感じます。
うちでも高火力なコンロを入れてるので、たまに挑戦するのですが、思ったようなご飯の具合にならないんですね。
お店での作り方など見てると、中華だと油を思った以上に使ってますし、和食でも砂糖をめっちゃ使ってるので、頭ではもっと思い切って油をつかったらいいのは分かるのですが、家ではやはり躊躇してしまいます。というか、レストランの味を毎日食べてたら、美味しいけど体にはあまりよくなさそうなので、あえて控えているというか。
そして最後はデザートで口がさっぱりと。
初訪問でしたが、期待していた以上に美味しかったので、次はもう少しいろいろ食べたいと思っていました。
第二回目の訪問
そんな第一回目の訪問から二ヶ月後に、再訪することができました。
今回も歩いて向かいます。結構頻繁にあちこち歩いてるので、1時間ぐらいの距離は歩いてもいいやという距離になりつつあります。
前回は平日のお昼だったのですが、今回は週末のお昼。
ということでランチメニューではなく、おすすめメニューからあれこれいただくことに。
いろいろ食べたいという観点からうれしかったのが前菜三種盛り。
ここから3品選べます。
迷ったのですが、その後のチョイスとの兼ね合いで、よだれ鶏、ヒスイ茄子、刺身サラダにしました。
このチョイスは大正解で、どれも一仕事してあるというのでしょうか、レストランでしか食べられない味という印象。よだれ鶏と茄子はそれぞれタレが抜群に美味しい。
次に来たのは、上海蟹と豆腐の煮込み。
こちらは麻婆豆腐のような強烈なスパイスの味ではなく、優しい味なので蟹の風味をよく感じることができました。
そしてシメに担々麺。
ベースのスープが美味しいだけではなく、肉味噌と辣油がよいアクセントに。
どの料理も美味しくて、これはさらに他のメニューに挑戦しに来なければならなくなりました。
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ということで、大満足の広味坊でした。
お値段は町中華よりは高いのですが、高級中華ほどではなく、それでいて味は高級中華にも引けを取らない様々な技が光っていて、このお値段でちょっとした贅沢ができるという意味では、何かいいことがあったときなどに気軽に贅沢ができるとてもよいお店だと思いました。
まだまだ食べてないメニューもあるので、また機会を見て行きたいと思います。
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