【英国留学】レポートを書くための道具:EndNote X

大分前にレポートを書くための道具としてソフトのMindmanagerを紹介したのですが、あちらはアイデアをまとめるときに使うソフトでした。今、レポートの本文を必死で書いているのですが、この段階で非常に役に立ってくれているのがEndNoteというソフトです。

このEndNoteというソフトは、文献管理ソフトといえばよいのでしょうか、論文を書くときに欠かせない参考文献を整理して、レポート本文に反映してくれます。

ちょっと分かりにくいですね。

例えば、ある文献から引用してくる場合、引用部の後に参考文献を示す必要があります。(これを適切にしないとプレジャリズム=剽窃、盗作として厳しく罰せられます)この参考文献の表示の仕方も、バンクーバー方式、ハーバード方式等、いろいろな方式があります。括弧に最後の文献リストについた番号を付す方法、括弧に著者名と発表された年を書く方法、など。

これまでの3000語程度のレポートであれば手入力でやっていたのですが、今回は10,000語ということなので、手で入力していると結構大変です。というのは、引用した順番に文献リストを作成する場合、後から前の方に文章を書き足して引用を付すときには、リストそのものも直さなければいけなかったり、何回も引用する文献なども、前の方に引用を追加した場合も順番を見直したり。

EndNoteは、参考文献のリストを作っていくことで、Wordと連携して、こうした手間を省いてくれます。参考文献の情報をEndNoteに入れていくことでリストが表示されるのですが、このリストで当該文献をハイライトして、Wordに戻って、EndNoteメニューバーの引用追加ボタンをおすと、好きな形式で参考文献表示を追加してくれて、さらに文末にリストを自動で作成してくれます。文中のどの箇所で引用しているかも把握して、リストの順番も自動で編集してくれるので、自由自在に引用することができます。

学校などで、データベースやオンラインジャーナルにアクセスできる環境では、こうしたデータベースでの検索をしてくれたり、検索結果を取り込んでくれる機能もあります。私の場合は、テーマ的にも参照にできる文献も少なく、データベースでもあまりヒットしないのと、引用しない文献を大量にリスト表示させたくないので、今回は参考にした文献はその都度、手入力でリストにしています。もっと長い論文などを書く人はこうした機能も使ってるのでしょう。

学校のPCでは使える環境があるのですが、自宅のMacで作業したかったこともありMacバージョンを購入してみました。日本版を買うと結構高い(5万円以上?)のですが、こちらでしかも学生価格で購入したので、ソフトウェアとしては適切な価格(1万円弱)で購入することができました。これのおかげで、かなり時間が節約できていると思いますので、この価格であれば購入の元は取れたのではないかと思っています。ツイてる。


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2 件のコメント

  • 5万円のソフトが1万円で変えるというところで妙なお得感を感じてしまいました。学生の特権ですし、結構ソフト類入れて試してみるのが好きなので、いろいろ買っちゃってます。

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