金沢で有名な近江町市場。
観光客が多い市場というイメージですが、やはり活気があって楽しいところです。
今回は近江町市場で買い物と名物海鮮丼を楽しみました。
金沢の台所、近江町市場とは
京都に行ったら錦市場に行くように、金沢に行ったら行きたいのが近江町市場。
その歴史はなんと290年以上。近江商人が作ったことから近江町市場と呼ばれるのだそうです。
元禄3(1690)年 袋町の魚市場が、さらに享保6(1721)年に犀川口の市場がそれぞれ近江町に移り、併合されて近江町市場の原型ができたらしい。
生鮮食品などの食品と生活雑貨を扱う小売店が170店舗ほどあるのだそうです。
場所的には金沢駅からバスで10分ほどでしょうか。歩いても30分くらいでしょうか。
金沢駅からは普通の路線バスも出ていますし、シャトルバスでも最初のバス停です。
こちらの兼六園シャトルも便利。土日祝日は100円となります。
いきいき亭で朝どれの魚介満載の海鮮丼
金沢に来たらやはり北陸の海の幸を堪能したいところ。すでに前夜に浜焼きを楽しみましたが、海鮮丼も外せません。
近江町市場にもいくつか魚介を食べられるお店がありますが、今回選んだのはいきいき亭。
小さなお店で、カウンターに10席ほどしかありません。
従って、いつも混んでいるのですが、店頭に予約の用紙がおいてあるので、ここに注文と携帯電話番号を書いておくと、席があるタイミングでお店の方が電話を入れてくれます。
この用紙を店先のガラスにはりつけておくシステムなので、どれくらい待ちか分かるのも嬉しいところ。
この日は11時半頃にいったところ3組待ちで15分くらいかかりました。でも携帯で知らせてくれるので、その間市場を見回ることができます。
お店に入ると注文用紙では書かなかった飲み物を聞かれます。
この日は暑かったので日本酒ではなくビールで。
グラスも近々に冷やしてくれています。
せっかくなので海鮮丼だけではなくお寿司もいただきます。
金沢のおいしい魚介のにぎり6貫。
どれも新鮮で美味しいネタでした。
そしてこちらがメインの海鮮丼。
豪華な盛りとなっています。イクラには金箔もちらしてあって金沢らしさも演出されています。
こちらの海鮮丼、丼となってはいるのですが、この上部の魚介はお皿に盛られていてぱかっと外すとご飯が現れます。
このご飯もガリが散らしてあってなかなかの美味しさ。
海鮮丼というと醤油をどうつけて食べるのか迷います。刺身を一枚一枚外して醤油につけてご飯と一緒に食べるやり方もありますが、ワサビを溶いてどばっとかけてしまう食べ方もあります。
醤油をどばっとかけるやり方だと、せっかく美しい海鮮丼の見た目がいまいちになるし、ご飯にも醤油が染みこんでかなりしょっぱくなってしまったり。
こちらの海鮮丼は刺身部分が分かれるので、必然的に一枚一枚に食べることになります。
ががっと書き込む丼の醍醐味には若干ものたりませんが、こういう上品な味のお刺身にはここのやり方がいいのではないかと思います。
この丼、おいしいものが満載なのですが、やはり特筆すべきはのどぐろの炙り。あぶらがのっているので炙ることで香ばしさやあぶらの美味しさが堪能できます。
そしてセットでついてきたアラ汁も出汁がよく出て美味しい一品でした。
Tomo’s Comment
あまり気取った雰囲気でもないし、カウンターで狭いのですがリラックスして食べることができます。
そしてこの海鮮丼で2000円んというのはお安いと思います。
近江町市場に行ったらお昼ご飯にオススメです。
いきいき亭近江町店
住所:〒920-0907 石川県金沢市青草町88 近江町いちば館
電話:076-222-2621
営業時間:7:00~15:00(ネタがなくなり次第閉店)
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