ますだやさんの朝食
朝食は8時からと言うことで食堂に向かいます。夕食と同じで2階のお部屋で。
到着すると夕食と同じようにお盆に小鉢がたくさん並んでいます。
バイキングの旅館も多いのですが、こうしてちょっとずつたくさん並べてくれるとそれだけで楽しい気分になります。おから、ひじき、きんぴら、納豆などなど和食の定番のおかずが並びます。
そしてお正月も近かったから、こんな一皿もついてきました。
おめでたい気分になりますね。
そして湯豆腐の小鍋も。
寒いので温かい鍋がうれしいですね。
いったん部屋に戻って荷造りを。
部屋の窓からの風景も見納め。
向こう岸に見えるのは公衆浴場らしいのですが、コロナでしまっているようです。
そして最後の温泉に入って10時にチェックアウト。
周りをぶらぶらすることにしたので、荷物をフロントで預かってもらいました。
源三窟という鍾乳洞
近くをぶらぶらと行っても特に当てはありませんでした。
バスターミナルの方へ行ってみると、源三窟という鍾乳洞があるとの看板が。
そういえば源三窟という名前は地図などでも見ていたのですが、改めて調べてみるとなかなか興味深そうな様子。
バスまで時間があったのでいってみることしました。
アクセスは山側と川側と二カ所からいけます。
こちらは山側の入り口。大きな看板があるのですぐに分かります。
鍾乳洞の由来も大きな看板で書かれています。
源有綱?という感じですが、大丈夫です。
チケットを購入するとガイドのおじさんがこちらの図も使いながら、丁寧に説明をしてくれます。
公式サイトにも詳しく書かれていますのでご参考に。
説明が終わるといよいよ入り口から洞窟の中へ。狭い穴を下に下っていきます。
米のとぎ汁から人が潜んでいることがわかり有綱も捕まってしまったのだそうです。
こちらが有綱さん。
源有綱が隠れていたということなので、それなりに広い空間があると思ったのですが、かなり狭いですね。ここで長期間暮らすというのはつらそうです。
とはいえ、長さとしてはかなりあって、昔は横穴が300メートルも伸びていたそうですが、地震で崩落してしまったとのこと。
鍾乳洞を出ると武具資料館があります。洞窟から見つかった物以外にも様々な時代の武具を見ることができます。
来る前はまったく注目してなかったのですが、来てみるとなかなか見所の多いスポットでした。
そば処是庵たみ吉でお蕎麦を
源三窟を楽しんで、まだ時間があったのでお昼も塩原で食べることにしました。
宿の近くにあったおそば屋さんへ。
新しそうなのですが、たたずまいがなかなかよい感じ。
こちら↑によると「自宅を改築して柱や戸を残した」とのことで、入り口などところどころの木に年季が入っているのがいいんですね。
場所はますだやさんのすぐ斜め前。
内装も落ち着いたモダンな雰囲気。
まずは日本酒をいただきました。蕎麦屋と言えば、やはり日本酒です。(前日のような蕎麦焼酎もよいのですが)
落ち着いた片口と切り子のお猪口との組み合わせがいいですね。
そしてお願いしたつけ天そば。
温かいつけ汁に天麩羅が入っていました。
蕎麦と天麩羅を食べるとき、天つゆと蕎麦のつけ汁だったり、かけそばの汁と天麩羅だったり、必ずしもどちらかにはやや味が濃かったり薄かったりすることがありますが、こちらの温かいつけ汁は天麩羅にも蕎麦にもいい感じです。
ただ天麩羅をあまり長くつけすぎるとせっかくのサクサク感がなくなってしまうので、天麩羅の食べ頃も重要。まあ、あの衣が汁に溶けていく感じも汁の味がよくなるという側面もあるので嫌いではありません。
ちょっと足りなかったので、そば屋の茶飯というのも頼んでみました。
出汁茶漬けのような感じといったらいいのでしょうか。シンプルなのですが、とても美味しかったです。
食べ終わって、お店を出て、お土産にお隣の松泉堂でおまんじゅうを買って(ますだやのお部屋にあってとても美味しかったのです)バスターミナルでバスに乗り、那須塩原駅へ向かいました。
Tomo’s Comment Follow @tommasteroflife
というわけで、2泊3日の塩原温泉をしっかりと堪能してきました。
温泉でのんびりすることが目的でしたが、意外と日中に訪問できるようなスポットもあって楽しめました。
食事も歩いて行ける範囲でも選択肢も結構あって、どこも美味しかったので食事も大満足。
今回は行けませんでしたが、鰻やスッポンの美味しそうなお店もあるので、宿題としてとっておくことにします。こうして再訪の理由ができるというのもいいものです。
夕方の無料タクシーの実証については2日目の最後のところで書きましたが、実は帰りのバスも実証試験ということで無料で運行していました。時間はお昼過ぎの一本しかないのですが、新幹線が使える那須塩原まで無料行けるのはありがたかったです。行きは路線バスを使って、それはそれで風情があっていいのですが、鉄道駅と離れている温泉地や宿はアクセスというのも選ぶときの重要な要素となりますので、こうした利便性というのは魅力になると思います。
国内温泉に関してはこちらでも
【旅食】テルマエロマエⅡにも登場した宝川温泉「汪泉閣」で温泉と名物熊汁を楽しんできました
コメントを残す