関東出身と言うこともあり、蕎麦とうどん、どちらかというと蕎麦になじみがあった気がします。
とはいえ、子供の頃、家でうどんを踏んで作ったりした思い出もありますので、どちらが特に好きと言うことはありませんでした。
最近までは。
実は、最近、讃岐うどんにはまりつつあります。讃岐うどんがブームになって20年?。遅ればせながら、個人的に盛り上がっています。
讃岐うどんを知ったきっかけ
全国に名物うどんは多々ありますが、そんな中でも讃岐うどんに特に興味を持ったのはこの映画がきっかけ。
Wikiによる紹介はこのようなもの。
『UDON』(うどん)は、2006年8月26日公開された日本映画である。監督は『踊る大捜査線』を撮影した本広克行、主演はユースケ・サンタマリアと小西真奈美。映画の題材はタイトル通り「うどん」。興行収入は13.6億円(日本映画製作者連盟による)。
香川県を舞台とした映画で、撮影もほとんどが香川県で行われている。
この映画を見た当時、いつか香川に行ってみたいなあなどと思っていたのですが、昔職場があった新宿に、映画でも登場している「麺通団」なる団体の運営しているうどん屋さんがあることを知り、何度か訪問しました。
場所がやや新宿駅から離れているのと大通りからちょっと入ったところにあるので、迷っていけないときもありました。酔っ払ってるときとか(笑)
最近は行けてないのですが、最後に行ったのは昨年9月?美味しいうどんを食べに行きました。
食べたのは釜玉と天ぷら。
麺通団とは?
上記の映画「うどん」で、ユースケ・サンタマリアさんが演じる主人公を中心として結成されたのが麺通団という団体だったのですが、実はリアルに存在する団体であることに気がついたのは、かなり後になって。
昔新宿麺通団に通っていたときは、あまり意識せず、映画のスピンオフなお店なのかと勘違いしていました。
麺通団というのは「ゲリラうどん通ごっこ軍団」の愛称だそうで、Wikiによれば以下の通り。
代表(団長)は田尾和俊。元来は、団長・田尾が自らの編集する月刊誌『月刊タウン情報かがわ』(のち『TJ Kagawa』)に『ゲリラうどん通ごっこ』なるディープな讃岐うどん店を巡るコラムを執筆して掲載。これは1988年12月に連載開始、2002年10月に終了した。
その際、このコラムを書く取材のため、編集記者および有志のうどん好きを集めてプロジェクトチームを結成。これが麺通団の前身となった。このコラムを単行本化したものが『恐るべきさぬきうどん』シリーズ(全5巻)である。
1993年、コラムを単行本化するにあたり、連載名よりプロジェクトチームを『ゲリラうどん通ごっこ軍団』と命名。略称を『麺通団』とする。
以来、麺通団名義でテレビなどのメディアに数多く顔を出すこととなった。コラム連載終了後も讃岐うどんイベントのプロデュースやうどん店のマネージメントにその力量を振るい、2003年には東京・新宿に『讃岐うどん大使 東京麺通団』をオープンさせた。
2006年に上映された映画「UDON」では、団長が企画協力。また団長と大将、団員のA藤とM宅嬢、H谷川君、ごん等が映画に出演。加えて、映画のPRを兼ねたラジオ番組『麺通団のうどラヂ!』(FM香川)をスタート。番組は映画の公開と同時にいったん終了するが、同年10月から『続・麺通団のうどラヂ!』がスタートした。出演は団長の田尾に加え、麺通団員・ごん、H谷川君をレギュラーに、その他の麺通団員や、讃岐うどん店の店主らが出演。なお番組はポッドキャスティング配信を通じて、FM香川の聴取可能区域以外でもインターネットを通じて聴取可能である。
はなまるうどんが2015年より開始した「さぬきうどん未来遺産プロジェクト」には、田尾および団員2名がメンバーとして参加している[3]。
「恐るべきさぬきうどん」も読みたいのですが、中古価格が結構するのでまだ入手できていません。電子書籍で読める関連本は下記の二冊で、こちらは読了。
そしてWikiにもあるとおり、FM香川で麺通団の方々がラジオ番組を持っていて、ポッドキャストでも視聴可能です。
ポッドキャストにある「続麺通団のうどラヂ」は、本稿執筆時で700回を超えています。番組としては15分なのですが、ポッドキャストはディレクターズカット版ということで30分近いときもあったり。
昨年あたりから通勤時間に新しい方から順番に聞き始めているのですが、まだ300回あたりまでしかたどり着いていません。(それでも400回分は聞いたことになりますね。我ながら良く聞いた。)
香川でうどん巡りをしたわけでもないのに、うどラヂのおかげで美味しいうどん屋さんの店名については詳しくなってしまいました。
讃岐うどん店の種類
うどラジを聞いたり、香川のガイドブックを読んで知ったのは、讃岐うどん屋さんにはいろいろなタイプがあるとのこと。
- 普通に座って注文を取ってもってきてもらうのが「一般店」。
- 自分で麺を温めたりだしをかける「セルフ店」。
- そして、製麺工場で食べる「製麺所」。
なんとなく讃岐うどんのイメージというと製麺所型の映像をよく見るので、行ってみたいと思いつつ今まで行けたことがありません。
またセルフでも、実はまだ自分でうどんを温めたりだしをかけるところには行ったことがなく、うどんをお願いするとできた状態で出てきて、あとは自分で天ぷらなどのオプションを取って、会計という半セルフのお店しか行っていません。(チェーンの花丸とか丸亀のような方式。)
このあたりの分類を知ったのも「うどラヂ」を聞いてからなので、せめて映画「うどん」を見たあたりでもう少し讃岐うどんブームにどっぷり浸かっていたら、その後の数少ないチャンスを活かせていたと思い少し後悔しています。
振り返りの意味も込めて、そんな数少ない讃岐うどん体験を紹介してみたいと思います。
香川で食べた讃岐うどん
香川県には数えるほどしか行ったことがありません。
学生の時に、車で四国一周したときに金比羅さんに行った記憶がありますが、讃岐うどんを食べた記憶はありません。知り合いのおうちでたらいうどんをいただいたのですが、場所は香川だったかどこだったか。
その後、仕事で数回行ったのですが、うち2回は観音寺に日帰りということで、早朝に東京を出て仕事が終わる頃にはうどん屋は閉まってしまっているということで、空港のうどん屋さんで食べただけでした。(香川のうどんは朝早くから昼ぐらいまでしかあいてないと知ったのもその時でした。)
空港で食べたお店は「さぬき麺業 高松空港店」。
その時のうどんがこちら。
なんとなく「かけ」だと寂しかったので肉うどんにしてみました。
振り返ってみるといつも同じような思考におちいり、肉うどん率が高いかもしれません。うどん通は「かけ」を食べるものなのかもしれませんが、どうしてもボリュームを増したくなってしまいます。
その次に高松に行ったのも出張でした。
ただこのときは2泊できたので、お昼と夜にうどんを食べることができました。
お昼は「吾里丸うどん2」。
昼時なので結構並んでいたのですが、皆さんさっと食べて立ち去るスタイルのため、席はどんどんあいていきました。
こちらでは釜玉とちくわ天とあじフライ。
フライものが付くと結構しっかり食べた気になれますね。
夜は「鶴丸」。
香川ではうどんは朝から昼にかけての食べ物で夜はあいてないとのことだったのですが、例外はカレーうどんだそうで、こちらの鶴丸さんも夕方おそくから始まりました。
そしてもちろん食べたのはカレーうどん。
カレーうどんに天ぷらという取り合わせが一般的なのか分かりませんが、せっかく来たので、と思うとついつい欲張ってしまいます。
高松には19年にも行ったのですが、このときは小豆島と直島がメインで、その途中で寄ったという感じであまり時間はありませんでした。
高松空港から小豆島行きフェリー乗り場に行くのにバスを使ったのですが、バスを降りた近くに「岡じま」といううどん屋さんがあったので、まずは一杯。
こちらでもやはり肉うどん。
そして小豆島から直島に移動する時にフェリーで高松で乗り換えたのですが、その短い時間を利用していったのが、駅近くの「味庄」。
実はここ、上で書いた半セルフではなくだしを自分で入れるセルフのお店。
しかし、だしを自分で入れる体験ができなかったのは、私がまたしても肉うどんをたのんでしまったから。
ここの肉うどんはタマネギがきいているからか、あの有名チェーンの牛丼を思い出す味わいでした。
小さいながらも、店の端ではおじさんがうどんを打っていてなかなか雰囲気のあるお店でした。
番外編 カンボジアのうどん
先日のブログでも紹介しましたが、カンボジアのプノンペンでも美味しい讃岐うどんが食べられました。
この2月にいったのが讃岐うどんMORIIYAさん。
場所はこちら。
いただいたのは相変わらずの肉うどん系。肉ぶっかけうどんでした。
いまや、世界中に讃岐うどんが進出していますね。
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ここのところ、通勤でほぼ毎日うどラジを聞いているのですが、聞くたびにうどんが食べたくなるため、最近では家の冷凍庫に冷凍讃岐うどんを常備していて、釜玉にして食べています。
最後に行った高松の時には、かなり「うどラヂ」も聞き込んでいたのですが、残念ながら時間がなくフェリー乗り場近くでしか食べることができませんでした。
いずれきちんとうどんを目的に香川に行きたいと思っています。その時に行きたいお店もかなりストックされてきています。
そして平成レンタカーで車を借りて香川中を巡ってみたいと思います。(平成レンタカーは「うどラヂ」のスポンサーさん)
そんな讃岐うどんツアーに出られるまでは、こちらの「おっちゃんねる」さんのうどんツアーを見て、さらに行きたい店をストックしておこうと思います。
うどんについてはこちらでも
【旅食】高松といえばうどん、ですが食べるべきものは他にもありました。骨付き鶏にオリーブハマチを堪能。
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