京都には二泊だけしかしませんでしたので、初日の嵐山以外はあまりお寺など回ることはできませんでした。
しかしここだけは行ってみたかった錦市場には行ってきたのですが、予想以上に楽しいところでしたので食べたものや買ったものなど紹介してみたいと思います。
錦市場とは
錦市場がどんなところなのか調べてみました。
錦市場商店街|京都錦市場商店街振興組合公式ウェブサイトこちらの公式サイトによれば、市場は782〜805年の延暦年間に開かれたそうです。魚市場として発展しましたが、1927年の中央卸売市場が発足してからは、徐々にいまのような形の市場に発展してきたのだそうです。
場所は四条通の一本北側、烏丸駅の北東あたりが市場の西端となります。
牡蠣料理を愉しむ
まずは腹ごしらえ。入ったのは「だいやす」というお店。
牡蠣の美味しいお店でした。どんなものを食べたのか、こちらで詳しく紹介しています。
こちらの「だいやす」さん、店頭に牡蠣が並べられていて、職人さん(?)が殻をむいている様子もうかがえるのですが、残念ながら生牡蠣はやっていないとのこと。それでもおいしい牡蠣と日本酒が愉しめるよいお店でした。
錦市場を歩いてみる
お腹もおちついたところで、錦市場を散策してみました。
通りはちょっと狭くて、人が多いこともあって、すいすいと歩くわけにはいきませんでした。
さまざまなお店が並んでいるのですが、やはり興味を引くのは食べ物屋さん。
京都と言えば・・・
こちらのお店では焼き魚などが美味しそうです。
「築地魚河岸三代目」という漫画があるのですが、主人公の築地仲卸の三代目・旬太郎が、京都のおばんざいの一つ、ハモのつけ焼きというのを東京に持ってこようと奮闘するエピソードがあります。それを読んだとき、いつか京都でハモのつけ焼きを食べたいと思っていたのです。以来、京都といえばおばんざい、おばんざいと言えばハモのつけ焼きという公式が頭の中にすり込まれていました。
そんなハモがこちらのお店で売っていたので、もちろん購入。ただし、名前はつけ焼きではなく照り焼きとなっています。違うものなのでしょうか。
旬太郎は買ってその場で食べていましたが、お昼をすませていたので持って帰ることにしました。
しかしこのお店、雰囲気からして「築地魚河岸三代目」で旬太郎がハモのつけ焼きを買ったお店かもしれないと思いましたが、どうなんでしょう。
さて次に立ち止まったのはお茶屋さん。番茶が好きなので買ってみました。
そしてここで買った胡麻は本当に美味しかった。
杵つき金ごまというのですが、実際に店頭で杵でついている様子を見せてくれています。ガーナに3袋買って持ってきたのですが、ごまの香りも良くて大正解でした。
その他にも湯葉やらなにやら京都っぽい美味しそうなものを見て、買って、家路につきました。
戦利品を味わう
こうして愉しんだ錦市場ですが、さらなる楽しみは帰宅後に戦利品を味わう瞬間。
まずは待望のハモのつけ焼きをいただきました。
漫画で読んで食べたくて仕方の無かった一品。なるほど、これがハモのつけ焼きなのかと思いながらいただきました。ハモはご馳走のイメージがありましたが、こちらはかなり庶民的な味だと思います。しかしくどいこともなく、あまりクセがないので、すいすいと食べられてしまいます。
さて、実は同じ店で買っていたこちらが美味しすぎました。
ムツのカマ焼き。脂ものっているし、皮とそのすぐ内側がジューシーで味が濃くて、久しぶりに美味しい焼き魚を食べた気がします。(ガーナではあまり魚を食べてないということもありますが。)
お店の人もおすすめの一品だっただけのことはありました。
そしてこちらもなんとなく京都のものというイメージがあるだし巻き卵。
ふわふわなのかと思っていましたが、思っていたよりはしっかりとした焼き具合。東京で食べるだし巻きよりは味がスッキリしている気がします。
そしてこちらも京都のイメージの鯖寿司。
これも期待通りの美味しさ。鯖の厚み、バッテラシートの味、酢の具合など、少し時間をおいて食べたのですが、むしろ味が馴染んでいたようで美味しく感じました。
Tomo’s Comment
ということで、錦市場で買い物を楽しみ、家に帰ってからも買ったものを楽しみと、大満足でした。
かなりベタな京都土産なのかもしれませんが、あまり京都に行ったことがないこともあり、まずは有名どころ(?)の食べ物が味わえてよかったと思います。
次回行くときは、さらに京都っぽいものあるいは京都の隠れた美味しいものを愉しめたらいいな。
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